FP3級の過去問
2014年5月
学科 問15
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問題
FP3級試験 2014年5月 学科 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
2つの異なる資産に投資するポートフォリオにおいて、資産間の相関係数が1であるとき、ポートフォリオのリスク低減効果が最も大きくなる。
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FP3級試験 2014年5月 学科 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
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この過去問の解説 (3件)
01
2つの異なる資産に投資するポートフォリオにおける資産間の「 相関係数 」とは、それらの「 値動きの関係 」を表したもののことです。
・相関係数 = 1 → 2つの資産の値動きが「 全く同じ 」
→ これではリスク低減効果はありません。何かあったときに同じリスクを負うからです。
・相関係数 = 0 → 2つの資産の値動きが「 無関係 」
→ 無関係ということは予測がつきません。これではリスク低減効果が大きいとはいえません。
・相関係数 = -1 → 2つの資産の値動きが「 全く逆 」
→ ポートフォリオのリスク低減効果が「 最も大きい 」といえます。一方が値下がりしても、もう一方は値上がりするからです。
設問では「 相関係数が 1 であるとき 」が問われていますので、上記により × が正解です。
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02
相関関係とは「-1から1」の間の数値により分散投資の適正を判断します。
例えば2つの投資を比較するとし、
数値が1の場合は各投資が同じ動きをしている為、リスク軽減効果はありません。
逆に-1の場合は、各投資が逆の動きをするためリスク軽減効果があるといえます。
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03
逆に、相関係数が-1の場合は、2資産の動きが全く逆であることから、リスクを完全になくすことができます。
リスクを低減させたければ、相関係数ができるだけ-1に近いポートフォリオを作成する必要があります。
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