FP3級の過去問
2016年1月
学科 問46

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問題

FP3級試験 2016年1月 学科 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

物品販売業を営む個人事業主の事業所得の金額の計算において、商品の売上原価は、(   )の算式により求められる。
  • 年初(期首)棚卸高-年間仕入高+年末(期末)棚卸高
  • 年初(期首)棚卸高+年間仕入高+年末(期末)棚卸高
  • 年初(期首)棚卸高+年間仕入高-年末(期末)棚卸高

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

「売上原価」とは、売れた商品を仕入れた費用や、製造にかかった費用のことです。ここでのポイントは実際に「売れた」商品のみにかかる費用です。

「年初(期首)棚卸高」とは、前期から在庫として残って、当期に繰り越された商品のことです。

「年末(期末)棚卸高」とは、当期の最後に在庫として残っている商品のことです。

売れた商品=前期からの在庫+今期の仕入れー今期の売れ残り

となりますので、

売上原価=年初(期首)棚卸高+年間仕入高ー年末(期末)棚卸高

となり、正解は3となります。

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02

3.年初(期首)棚卸高+年間仕入高-年末(期末)棚卸高

 売上原価とは、”販売に要した商品(製品)” の原価のことです。つまり、売れた分だけの原価のことになります。仕入れたけど売れなかった商品の原価は売上原価に含まれません。

考え方として

 売れた分の在庫 + 残った在庫 = 最初の在庫 + 仕入れた在庫
                 ↓
   「売上原価」   + 年末棚卸高 = 年初棚卸高 + 年間仕入高
                  
という式が成り立ちますので、3.が正解です。

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03

正解は3です。
計算式を覚えていなくても、言葉の意味がわかれば解ける問題です。

売上原価は、商品の仕入れや製造にかかる費用を指します。

棚卸高はその時点であった商品在庫のことです。

年初の在庫と年度途中で仕入れた商品から年度末に残っている在庫を引くと、その年の売上原価を求めることができます。

よって正解は3です。

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