FP3級の過去問
2016年1月
実技 問63

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問題

FP3級試験 2016年1月 実技 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

下記は、投資信託の費用についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
問題文の画像
  • 空欄(ア)に入る語句は、「ノーロード型」である。
  • 空欄(イ)に入る語句は、「年に1回」である。
  • 空欄(ウ)に入る語句は、「委託会社(運用会社)が受け取る」である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

投資信託には次のような費用がかかります。

『購入時手数料』
 購入時に販売会社に申込価額の数%を支払います。販売会社によってはこの費用が無い場合があり、これを「ノーロード」と呼びます。

『運用管理費用(信託報酬)』
 投資信託保有時に、保有額に併せて信託財産から日々間接的に支払われます。目論見書などには年率でいくら支払うかが記載されています。

『監査報酬』
 投資信託は原則、決算ごとに監査を受ける必要があり、それにかかる費用です。信託財産から間接的に支払われます。

『売買委託手数料』
 投資信託が投資する株などを売買する時にかかる費用です。信託財産から間接的に支払われます。

『信託財産留保額』
 投資信託を換金する際に手数料とは別に徴収される費用です。投資家が直接支払い、これは販売会社が受け取るものではなく、信託財産に留保されます。差し引かれないものもあります。

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02

1.空欄(ア)に入る語句は、「ノーロード型」である

1.通常、投資信託は購入時数%の手数料を支払いますが販売会社によっても
  異なり、手数料がかからないものをノーロードといいます。

2.信託報酬は運用管理費用として「毎日」差し引かれます。

3.信託財産留保額とは、解約の際、解約手数料として徴収されるものです。
  その金額は解約した投資家に代金を支払うために投資信託の資産を売る
  ときにかかる手数料に充てられます。

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03

正解は1です。

販売手数料は販売会社等によって異なりますが、手数料がかからない場合ノーロードと呼ばれます。

運用管理費用は、投資信託の運用や管理にかかる費用で、毎日信託財産から差し引かれています。
投資家が直接支払うものでもありません。

信託財産留保額は、途中で投資信託を解約する場合に、他の投資家の不利益にならないよう信託財産に組み込まれた(留保された)お金のことです。

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