FP3級の過去問
2016年1月
実技 問66

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問題

FP3級試験 2016年1月 実技 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
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  • 160m2
  • 720m2
  • 800m2

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この過去問の解説 (3件)

01

2.720㎡

延べ面積の最高限度は以下の計算式で求められます。

  延べ面積の最高限度 = 敷地面積 × 容積率

このときに使われる容積率は、以下2つの数値の小さいほうが適用されます。

 ・指定容積率     (設問の400%)
 ・道路幅員×法定乗数(設問の6m×6/10=360%)

よって、200㎡ × 6m×6/10 = 720㎡ となります。

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02

正解は2です。
前面道路の幅員が12m未満の場合
前面道路×法定乗数と指定容積率の小さい方が適用されます。
設問の場合、6m×6/10=360%と指定容積率400%を比較し、360%が適用になります。

容積率=延べ面積÷敷地面積
延べ面積=容積率×敷地面積
延べ面積=360%×200㎡

上記より、答えは720㎡となります。

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03

正解は2の720㎡です。

建ぺい率とは、敷地面積に対して許可される建物の建築面積の最大を割合で表したものです。
この問題では『建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)』を問われているため、この数字は使用しません。

容積率とは、敷地面積に対して許可される建物の延べ床面積の最大を割合で表したものです。
しかし、面している道路の幅員が12m未満の場合は、前面道路の幅員 ✕ 法定乗数 と指定容積率の小さい方を使用することになっています。

今回の問題では
指定容積率:400%
前面道路の幅員(cm) ✕ 法定乗数:600 ✕ 6/10 = 360%
となり、その小さいほう360%が適用されます。

したがって、今回の問題の『建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度』は、
敷地面積 200㎡ ✕ 3.6 (360%) = 720㎡
となります。

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