FP3級の過去問
2016年1月
実技 問79

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問題

FP3級試験 2016年1月 実技 問79 (訂正依頼・報告はこちら)

浩一さんは、通常65歳から支給される老齢基礎年金を繰り上げて受給できることを知り、FPの神山さんに質問をした。老齢基礎年金の繰上げ受給に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、老齢基礎年金の受給要件は満たしているものとする。
問題文の画像
  • 老齢基礎年金は、60歳以上65歳未満の間に繰り上げて受給することができる。
  • 老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の年金額は、繰上げ月数1月当たり0.5%の割合で減額される。
  • 老齢基礎年金を繰上げ受給した場合、65歳になるまでであれば、老齢基礎年金の繰上げ受給を取り消すことができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.は、正しいです。老齢基礎年金の支給開始年齢は原則65歳ですが、繰上げ支給を申し出ると、受給開始年齢を60歳から65歳までの間で繰り上げることができます。

2.は、正しいです。老齢基礎年金を繰上げ受給した場合、一ヶ月につき0.5%の割合で減額されます。

3.は、誤りです。老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、一ヶ月につき0.5%減額され、減額された年金額で生涯支給されるため、取り消すことはできません。

従って、正解は3となります。

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02

正解は3.です。

老齢基礎年金は本来65歳から支給されますが、60~65歳未満の間であれば繰り上げて受給できます。その場合、1か月ごとに0.5%減額されます。

1.記載の通り、老齢基礎年金は、60歳~65歳までの間であれば繰り上げて受給することができます。よって正しいです。

2.記載の通り、繰り上げ受給を選択した場合、1か月ごとに0.5%減額されます。よって正しいです。

3.老齢基礎年金を繰り上げで受給した場合、それを後になって取り消すことはできません。また減額された額は生涯に渡ってその減額された金額となります。よって誤りです。

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03

正解は3です。

1.正しい
老齢基礎年金は受給権を取得した者であれば、60歳から65歳の間であれば、繰り上げ支給の申請を行うことができます。

2.正しい
繰り上げ支給を行うと、1月につき0.5%が減額されます。減額については65歳以降も一生涯続きます。

3.誤り
一度、繰り上げ支給を申請してしまうと、取り消しをする事はできません。

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