FP3級の過去問
2017年1月
学科 問42
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問題
FP3級試験 2017年1月 学科 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
追加型株式投資信託を基準価額1万800円で1万口購入した後、最初の決算時に1万口当たり300円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が1万600円となった場合、その収益分配金のうち、普通分配金は( ① )であり、元本払戻金(特別分配金)は( ② )である。
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この過去問の解説 (3件)
01
普通分配金は運用収益から支払われる分配金で、元本払戻金( 特別分配金 )は元本が戻ってきた部分の分配金です。
元本払戻金( 特別分配金 )は10,800円-10,600円=200円
収益分配金300円のうち200円が元本になりますので、普通分配金は300円-200円=100円になります。
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02
(イ)決算日の基準価額(正確には分配金落後の基準価額)が、投資信託を買ったときに計算される「個別元本」を上回っているときは、分配金の全額が「普通分配金」となります。
(ロ)一方、決算日の基準価額が、「個別元本」を下回っているときは、「個別元本」から「基準価額」を引いた部分が「特別分配金」に、分配金から「特別分配金」を引いたものが「普通分配金」になります。
この設問では、(ロ)に該当するため、次のように計算されます。
・個別元本-決算日の基準価額=特別分配金
1万800円-1万600円=200円
・分配金-特別分配金=普通分配金
300円-200円=100円
普通分配金は、投資信託から得た収益なので課税対象となりますが、特別分配金は、投資信託から得た収益ではないので課税対象とならないという違いがあります。
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03
分配後の基準価格が当初の基準価格より小さい
10600<10800
元本払戻金=当初の基準価格ー分配後の基準価格
10800-10600=200
普通分配金=収益分配金ー元本払戻金
300-200=100
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