FP3級の過去問
2017年1月
学科 問59

正解は１です。

上場株式の相続税評価額は、次の４つの価額のうち、もっとも低い価額を評価額とします。
1相続開始日の最終価格(＝3,200円)
2相続開始月の毎日の最終価格の平均額(＝3,100円)
3相続開始月の前月の毎日の最終価格の平均額(＝3,000円)
4相続開始月の先々月の毎日の最終価格の平均額(＝3,100円)

したがって、1～4の中でもっとも低い価額である3の前月の終値の平均額である3,000円が評価額となります。

原則として、相続税の財産評価は相続した時点での「時価」で評価されますが、株式は値動きが激しいため、課税時期（相続日あるいは贈与日）の終値でだけで決めてしまうことが必ずしも合理的であると考えられないので、このような評価方法が採られています。

複数の銘柄を所有している場合は、その１つ１つについて同じように株価を見ていきます。

正解は１です。
株式の相続税評価額は、課税時期の最終価格と課税時期の属する月・前月・前々月の毎日の最終価格の平均額のうち、最も低い価格になります。

最も低い12月の毎日の最終価格の平均額3,000円が相続税評価額になります。

正解は１

株式の相続税評価額
課税時期の最終価格3200と課税時期の属する月3100・前月3000・前々月3100の毎日の最終価格の平均額のうち、最も低い価格
この問では、
最も低い12月の毎日の最終価格の平均額3,000円が相続税評価額になります。