FP3級の過去問
2017年1月
実技 問65

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問題

FP3級試験 2017年1月 実技 問65 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、この企業の株価は1,000 円であるものとし、購入時の手数料および税金は考慮しないこととする。
問題文の画像
  • 2016年3月期末の連結1株当たり純資産を用いて計算したこの企業の株価純資産倍率(PBR)は、0.51倍である。
  • この企業の株式を2015年11月に1単元(1単位)購入し、2016年5月に売却した場合、所有期間に係る配当金(税引前)は4,500円である。
  • この企業の株式を1単元(1単位)購入するために必要な資金は100万円である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.PBR(株価純資産倍率)は、「株価÷1株あたり純資産」で求められます。
したがって、「株価1,000(設問より)÷1株あたり純資産510.3(表中列下部分に記載)=1.9596 → 1.96となりますので、不適切です。

2.1単元当たりの配当4.5円(表中列下部分に記載【配当】16.3部分)×単元株1,000株=4,500円となりますので、適切です。

3.株価が1,000円(表左列上部分の【株式】に記載)×1単元1,000株=100万円最低限必要となりますので、適切です。

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02

正解は1です。
1は株価純資産倍率(PBR)とは株価/1株あたりの純資産で求めます。資料の真ん中一番下に、「1株純資産(円)510.3」という記載がありますので、「2016年3月の連結決算における1株当たり純資産は510.3円です(前期は503.6円でした)。」という意味です。
したがって、PBR=1,000円/510.3円=1.959になるので、不適切になります。

2は2016年の売却の配当金が1株につき、4.5円というのが資料の真ん中下段に記載されています。この企業の株式1単元(1単位)は、資料の1番上の【株式】欄より、1,000株です。 1単元当たりの配当金合計=4.5円×1,000株=4,500円になるので、適切です。

3はこの企業の株式を1単元(1単位)購入する場合に1,000株必要です。1,000円×1,000株=100万円になるので、適切です。

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03

正解は1です。

1.PBRは株価÷1株あたり純資産で求められます。
株価1,000(設問より)÷510.3(表下部分に記載)=1.959・・・
不適切

2.1単元当たりの配当4.5円(表下部分記載配当16.3部分)×1,000株=4,500円

3.1000円×1,000株=100万円最低限必要となりますので、適切です。

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