FP3級の過去問
2017年1月
実技 問74

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問題

FP3級試験 2017年1月 実技 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

所得税の計算上の医療費控除に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1. 医療費控除とは、
多くの医療費を支払った場合に、その年の所得税が軽減される制度です。所得税を計算する際に課税対象となる所得から一定の額を控除することができ、課税所得が少なくなるので、その分税金が安くなります。適用を受けるには、確定申告が必要です。

2.対象となる医療費の要件
(1) 納税者が、自分および生計をともにする家族のために支払った医療費
(2) 1月1日から12月31日までに支払った医療費

3.控除できる金額
医療費控除は、以下の計算式により求めます。上限は200万円となっています。
[1年間の医療費の合計額]-[保険金などの補てん金額]-10万円(※)
(※)総所得金額200万円未満の人はその5%

保険金などの補てん金額は、医療保険や健康保険などから支給されたお金の金額です。医療保険の入院給付金・手術給付金、健康保険の高額療養費や出産育児一時金などがあてはまります。

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02

正解は3です。

医療費控除に関する問題です。以下のポイントを押さえましょう。

まず、医療費控除とは、一定額以上の医療費を1年間に支払った場合、確定申告を行うことで、納めた税金の一部が戻ってくる制度のことです。

控除が受けられる金額は、
「実際に支払った医療費の金額の合計額ー保険金等で補てんされる金額ー10万円」
となります。
なお、控除が受けられる金額の上限は、200万円までと定められています。

これらのポイントをもとに、空欄を埋めていくと、

・ア=確定申告
・イ=10万円
・ウ=200万円

となるため、この組み合わせの3が正解になります。

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03

正解は3です。
一定以上の医療費を支払った場合に、控除が受けられる医療費控除は確定申告によって、適用を受けることができます。
支払った医療費の額-保険金など補てんされた金額-10万円=医療費控除額(最高200万円)になります。

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