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FP3級の過去問 2017年1月 実技 問78

問題

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雄也さんには、定年退職時に勤務先から退職一時金2,200万円が支給される見込みである。この場合における所得税に係る退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、雄也さんの勤続年数は38年とする。また、雄也さんは役員ではなく、障害者になったことに基因する退職ではないものとする。
問題文の画像
   1 .
70万円
   2 .
140万円
   3 .
1,170万円
( FP3級試験 2017年1月 実技 問78 )
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この過去問の解説 (3件)

6
正解は1です。

課税対象になる退職金の金額は、(収入金額(源泉徴収前の金額)−退職所得控除額)×1/2
で求められます。

このうち「退職所得控除額」は、設問の表のとおり、勤続年数が20年以下の期間は1年あたり40万円(最低80万円)、20年を超える期間は1年あたり70万円です。
また、勤続年数が1年に満たない場合は切り上げられます。

したがって、
[2,200万円-{800万円+70万円×(38年-20年)}]×1/2
={2,200万円-(800万円+1,260万円)}×1/2
=(2,200万円-2,060万円)×1/2
=70万円となります。

なお、退職の原因が障害者になったことである場合は、退職所得控除額はもともとの計算式で計算された金額に100万円を加算した金額になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
正解は1です。
退職所得の計算は、(退職金-退職所得控除額)×1/2です。
退職所得控除額の計算は
800万円+70万円×(38年-20年)2,060万円になり、
(退職金2,200万円-控除額2,060万円)×1/2=70万になります。

0
正解は1です。

退職金のうち、課税対象になる退職金の金額は、
次の計算式で求められます。

(収入金額(源泉徴収前の金額)−退職所得控除額)×1/2

また、この計算式に出てくる「退職所得控除額」は、
設問にもある通り、勤続年数が20年以下と20年超の部分に分けて求めます。

以上を踏まえ、退職金額を求める場合、
次のような計算式になります。

[2,200万円-{800万円+70万円×(38年-20年)}]×1/2
={2,200万円-(800万円+1,260万円)}×1/2
=(2,200万円-2,060万円)×1/2
=70万円

となります。

また、障害者になったことが原因で退職する場合、
計算式で計算した金額にさらに100万円が加算されます。

なお、原因は職務上・職務外を問いません。

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