FP3級の過去問
2017年5月
学科 問36
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問題
FP3級試験 2017年5月 学科 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
保険業法で定められた保険会社の健全性を示す( ① )は、保険金等の支払余力がどの程度有するかを示す指標であり、この値が( ② )を下回った場合、監督当局による早期是正措置の対象となる。
- ① ソルベンシー・マージン比率 ② 200%
- ① レバレッジ比率 ② 200%
- ① 自己資本比率 ② 400%
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この過去問の解説 (3件)
01
200%を下回ると、金融庁は早期是正措置をとることができます。
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02
ソルベンジー・マージン比率とは、設問にある通り、保険金の支払余力がどの程度あるかを示す指標です。
以下の計算式で求めます。
ソルベンシー・マージン比率(%)=
ソルベンシー・マージン総額÷(通常の予測を超えるリスクの金額÷2)×100
* ソルベンシー・マージン総額:有価証券の含み益なども含む保険会社の自己資本額
一般的に、200%以上あれば安全とされています。
しかし、新規に参入した保険会社の場合、保有資産に対するリスクが少ないため、ソルベンジー・マージン比率は高くなりがちです。
また、ソルベンシー・マージン比率が200%を超えていても、経営破綻をした保険会社も過去にありました。あくまで、判断にあたっての情報の一部として利用しましょう。
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03
保険会社の財務の健全性を判断する指標として「①ソルベンシ―マージン比率」は、「②200%」をを下回ると、早期改善計画提出とその実行が命令されます。
①ソルベンシ―マージン比率・②200%が入る
1が正解です。
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