FP3級の過去問
2017年9月
学科 問31

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問題

FP3級試験 2017年9月 学科 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

現在40歳のAさんが、60歳の定年時に、老後資金として2,000万円を準備するために、現在から20年間、毎年一定額を積み立てる場合、必要となる毎年の積立金額は(   )である。なお、毎年の積立金は、利率(年率)1%で複利運用されるものとし、計算にあたっては下記の〈資料〉を利用するものとする。
問題文の画像
  • 819,500円
  • 908,000円
  • 1,000,000円

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は2です。
・現価係数…目標額のために「現在」必要な金額を求める
・資本回収係数…元本から毎年の返済金額を求める
(例)住宅ローンの返済金額
・減債基金係数…目標額のために毎年積み立てる金額を求める

この問題では毎年の積立金額を求めるので
減債基金係数を使います。

2000万円×0.454=908,000円

したがって、答えは2になります。

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02

正解は2です。

目標金額を積み立てるために、いくらずつ積み立てていけばよいかを求める係数は「減債基金係数」です。

よって

20,000,000×0.0454=908,000 

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03

正解は2です。

1. 819,500円は、100万円に減価係数0.8195をかけた結果です。
 減価係数とは、積み立てずに将来の一定期間後に目標金額とするために必要な複利運用の元本を算出するための係数です。
 積立をせずに20年後に100万円としたい場合、複利運用を開始する元本は819,500円ということです。
 しかし本問題のように毎年一定額を積み立てる場合には、減債基金係数を使用して毎年の積立金額を算出します。

2. 908,000円は、2000万円に減債基金係数0.0454をかけた結果です。
 減債基金係数とは、将来の一定の期間後に目標金額とするために必要な複利運用の積立金額を算出するための係数です。
 本問題では、減債基金係数を使用して算出した結果が正解となります。

3. 積立金に利息がつかない場合であれば、2000万円を20年間で割った100万円が毎年の積立金額になります。
 しかし本問題のように積立金を福利運用して利息がつく場合には、減債基金係数を使用して毎年の積立金額を算出します。

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04

将来の目標金額への、年間必要積立額の算出は減債基金係数を使います。
2,000万×0.0454=908,000円となり、せいかいは2です。

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