FP3級の過去問
2017年9月
学科 問42

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問題

FP3級試験 2017年9月 学科 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

期間2年の金利を年率2%(1年複利)と仮定すると、2年後に受け取る1万円の現在価値は(   )となる。なお、答は円未満を四捨五入している。
  • 9,600円
  • 9,612円
  • 10,404円

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
まず、「2%で2年間運用して1万円になる場合、今の金額はいくらか」と設問内容を把握する必要があります。

運用して2年後に1万円になるので、今は1万円以下である必要があります
よって、3番は×

年利2%とすると、
1年後には102%(1.02)の金額になるため、
2年後は1.02×1.02=1.0404

10000÷1.0404≒9611.6となるので、正解は2になります。

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02

正解は2です。

10,000 ÷ {(1+0.02)×(1+0.02)}≒ 9,612(円未満四捨五入)

よって、正解は2となります。

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03

正解は2です。

複利で運用する場合、n年後に受け取る金額の現在価値は以下の計算式で算出できます。
(計算式にある「^」はべき乗を意味します。
「^n」は、「n回掛ける」という意味で、「n乗」といいます。)

  現在価値
  = 将来受け取る金額 ÷ (1 + 利率)^n

1. 10,000円の2%を2倍すると400円であり、10,000円から400円を引くと9,600円ですが、これは本問の現在価値ではありません。

2. 1に利率の2%(=0.02)を足すと1.02です。
 1.02の2乗は1.0404です。
 10,000円を1.0404で割り、円未満を四捨五入すると9,612円です。
 これを上記の現在価値の計算式で示すと、
 10,000 ÷ (1+0.02)^2
 = 10,000 ÷ (1.02 × 1.02)
 = 9611.6...
 ≒ 9612 です。

3. 10,000円に1.02の2乗である1.0404をかけると10,404円です。
 これは、1万円を年率2%で複利運用したときに、2年後に受け取る金額です。

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