FP3級の過去問
2017年9月
学科 問48

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

FP3級試験 2017年9月 学科 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

給与所得者が、30年間勤務した会社を定年退職し、退職金2,000万円の支払を受けた。この場合、所得税の退職所得の金額を計算する際の退職所得控除額は、(   )となる。なお、障害者になったことにより退職したものではない。
  • 800万円+40万円×(30年-20年)=1,200万円
  • 700万円+70万円×(30年-20年)=1,400万円
  • 800万円+70万円×(30年-20年)=1,500万円

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。
勤続20年までの控除額は1年あたり40万円のため
最初の800万円は40万円×20年を指します。

20年以上の部分に関しては、控除額が1年あたり70万円に上がります。
そのため70万円×(30年-20年)となります。

よって正解は3です。

参考になった数5

02

正解は3です。

勤続年数20年までは1年あたり40万円、勤続年数20年を超えた部分は1年あたり70万円で計算した金額を合計すると退職所得控除額になります。
(計算結果が80万円に満たない場合は、80万円が退職所得控除額です。)

勤続年数が20年超の場合、
退職所得控除額 = 800万円 + 70万円 × (勤続年数 - 20年) です。

本問では、 800万円 + 70万円 × (30年 - 20年) = 1,500万円 が退職所得控除額になります。

参考になった数0

03

正解は3です。

退職所得控除額の計算式は以下の通りです。

・勤続年数が20年以下の場合
勤続年数(1年未満は切り上げ) × 40万円 (最低80万円)

・勤続年数が20年超の場合
800万(40万×20年)+勤続年数(1年未満は切り上げ) × 70万円

今回は勤続年数が30年となりますので、勤続年数が20年超の場合の計算式に当てはめると、1,500万円となります。

参考になった数0