FP3級の過去問
2018年1月
学科 問58

正解は2です。
法定相続分は相続人の組み合わせによって異なります。

配偶者と子…配偶者1/2と子1/2
配偶者と直系尊属…配偶者2/3と直系尊属1/3
配偶者と兄弟姉妹…配偶者3/4と兄弟姉妹1/4

設問では子がいないため、配偶者と直系尊属の組み合わせとなり
配偶者は2/3になるので正解は2です。

民法において相続人の範囲や優先順位が定められており、配偶者は常に相続人となります。
それ以外の者は優先順位が定められており、第１位が子、第２位が直系尊属、第３位が兄弟姉妹となります。
問題の図から、Ａさんには子がいないので、直系尊属である父母との分配となり、その割合は配偶者２/３直系尊属１/３となります。

よって正解は２です。

正解は２「３分の２」です。

被相続人に子がない場合は、
一番の相続人は配偶者、続いて直系尊属（この場合ですと被相続人の親）になります。
配偶者と親の場合の相続割合は
配偶者３分の２、親３分の１となります。
兄弟姉妹は直系尊属に含まれませんので、この場合は相続人になりません。