FP3級の過去問
2018年5月
学科 問31

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問題

FP3級試験 2018年5月 学科 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

次の各文章の(   )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを選びなさい。
元金2,000万円を、利率( 年率 )1%で複利運用しながら10年にわたって毎年均等に取り崩して受け取る場合、毎年の受取金額は、下記〈資料〉の係数を使用して算出すると(   )となる。
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この過去問の解説 (3件)

01

資金計画を立てる際に用いる係数として、本問では下記の3つの係数が提示されています。

終価係数:現在の資金を複利運用すると将来いくらになるかを求める際に利用する係数で、1より大きい。
減債基金係数:目標金額を達成するために一定額を積み立てる場合の積立額を求める際に利用する係数で、1より小さい。
資本回収係数:現在の資金を複利運用しながら取り崩すときの受取額を求める際に利用する係数で、1より小さい。

本問では「毎年の受取金額」との記載がありますので、「資本回収係数」を用います。
また、「均等に取り崩して」とありますので、係数が1より小さくなることから「終価係数」は除外できます。
「減債基金係数」と迷いますが、こちらは「積立額」です。

よって、資本回収係数を用いると下記の通り、毎年の受取金額が決まります。

20,000,000円 x 0.1056 = 2,112,000円

よって、正解は2です。

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02

正解は2です。

「元金を運用しながら一定金額を受け取る場合、毎年の受取額はいくらか?」
これは3つの係数のうち『資本回収係数』を使います。
現在の元金×資本回収係数=毎年の受取金額です。

2,000万円×0.1056=2,112,000円

参考になった数2

03

正解は2です。

まず、それぞれの係数の特徴を押さえましょう。
・終価係数…現在の金額から将来の金額を求める。
・減債基金係数…将来の目標金額のために毎年積み立てる金額を求める。
・資本回収係数…現在の金額を一定期間運用しながら毎年取り崩す場合の金額を求める。
(住宅ローンの年間返済額にも使われます)

設問では資本回収係数を用います。
2,000万円×0.1056=211.2万円
よって正解は2となります。

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