FP3級の過去問
2018年5月
実技 問65

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問題

FP3級試験 2018年5月 実技 問65 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
・この企業の株を1単元( 1単位 )保有していた場合、2017年3月期における年間の配当金額( 税引前 )は( ア )円であったことが分かる。
・2017年3月期における1株当たりの利益は( イ )円であったことが分かる。
問題文の画像
  • ( ア )1,600  ( イ )16
  • ( ア )1,600  ( イ )▲17.9
  • ( ア )16   ( イ )▲17.9

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この過去問の解説 (3件)

01

四季報の見方の問題です。
この問題で見るべきは【株式】【業績】のみです。
まず【株式】内「単位」を確認しましょう。100株が1単元です。

次に、【業績】欄内、「1株配」をチェック。これは一株あたりの一年間の配当金を示しています。
ややこしいことに【配当】欄が別に用意されていますが、これは半年ごとの値段です。したがって今回見るべきはここではありません(1株配=【配当】欄内前年9月+本年3月の組み合わせです。計算してみましょう)。

一単位の年間の配当金額は16 × 100 = 1600 となります。

次に一株あたりの利益ですが、これは特に何も考えず【業績】欄内「1株益」の17年3月を見ましょう。▲17.9が正解です。

ちなみに、過去には四季報絡みでPER, PBRについても出題があります。
PERとは「今の株価が『一株あたりの純利益』の何倍なのか」を示したものです。実生活で何に使われているかと言うと、簡単に言えば「今の株価が割高なのか、割安なのか(買い時なのか否か)を判断する」というものです。
求め方は上記の文言を計算式に起こすだけです。
具体的には「株価(ここには示されていませんが、過去問では問題文に記載があります)」÷「1株益」です。
対してPBRはその会社の「資産」から見て今の株価が割安か否かを判断するものです。そこで、計算式は「株価」÷「1株純資産(【配当】欄の一番下あたり)」となります。 覚えておきましょう。

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02

正解は2です。

年間配当金額の問題ですので、【業績】欄を確認します。一番右に1株配と記載されています。
これが、1株当たりの配当金となります。
2017年3月期の配当金は、16になります。
ニコン株の1単位は、100株となりますので
16 × 100 = 1,600 となります。

1株当たりの利益は、【業績】欄の右から2番目に記載されています。
2017年3月期の1株当たりの利益は、▲17.9となります。

【配当】欄を間違えて見てしまいがちですので気をつけてください。

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03

ア) <資料>の上部【株式】欄の"単位"を見ると、この会社の単元株は「100株」であるとわかります。また<資料>の左下【業績】欄の「1株配」が1株当たりの配当金額を示しています。2017年3月期の1株配は「連17.3」に記載された「16円」なので、年間の配当金額(税引前)は「16×100株=1,600円」となります。

イ) <資料>の左下【業績】欄の「1株益」が1株当たりの利益を示しています。2017年3月期の1株益は「連17.3」に記載された「▲17.9」です。

よって、正解は2です。

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