FP3級の過去問
2018年5月
実技 問66
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問題
FP3級試験 2018年5月 実技 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>の上場不動産投資信託( J-REIT )に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、空欄( ア )の解答に当たっては、小数点以下第3位を四捨五入すること。
- ( ア )3.39 ( イ )KY
- ( ア )3.39 ( イ )KX
- ( ア )3.94 ( イ )KX
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この過去問の解説 (3件)
01
よって、3.94とわかり、選択肢は3. が正解とわかります。
ちなみに、1口当たりの純資産はREITの理論上の価格を示します。対してREIT価格は投資家の間での需要なども考慮してつけられる価格を示します。
そのため、REIT価格が1口当たりの純資産より高ければそれは人気のREITであり、割高であるとわかります。
よって、KXとKYを比較するとKXが割安ですね。
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02
8,000円 / 203,000円 = 0.394 = 3.94%
イ) 1口当たり純資産を用いて割安度を求める時にはPBRを用います。PBRはREIT価格を1口当たりの純資産額を割ったものであり、基本的には数値が低いほど割安です。
KX不動産法人:203,000円 / 236,000円 = 0.86倍
KY不動産法人:332,000円 / 287,000 = 1.16倍
数値の低いKX不動産法人の方が割安であることが分かります。
よって、正解は3です。
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03
投資信託の場合、配当 = 分配金 と考えるとができます。
配当利回り(予想利回り) = 1株当たりの配当金(分配金) ÷ 株価(REIT価格) × 100
8,000 ÷ 203,000 × 100 = 3.94
純資産をREIT価格を比較しますので
株価(REIT価格) ÷ 純資産 の式で計算をします。
KX : 203,000 ÷ 236,000 ≒ 0.86
KY : 332,000 ÷ 287,000 ≒ 1.16
小さい値が割安となりますので、KXが割安と考えることができます。
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