FP3級の過去問
2018年9月
学科 問31

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

FP3級試験 2018年9月 学科 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

Aさん( 50歳 )は、現在から10年間、毎年一定額を積み立てて、老後資金として1,000万円を準備したいと考えている。この場合、必要となる毎年の積立金額は(   )である。なお、毎年の積立金は、利率( 年率 )2%で複利運用されるものとし、計算にあたっては下記の〈資料〉を利用するものとする。
問題文の画像
  • 748,934円
  • 820,300円
  • 913,000円

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

「現価係数」は、将来の(目標)金額が決まっている際、現在の(必要な)金額を求めるときに、
使用する係数です。
「複利計算」上、現時点でいくらあればよいか?(一般型)です。


「資本回収係数」は、現在の金額が決まっている際、将来の年金額を求めるときに、
「複利計算」上、使用する係数です(取崩し型)。
また、「資本回収係数」は、借入金額が決まっている際、年間の返済額を求めるときにも、使用します。

「減債基金係数」は、将来の(目標)金額が決まっている際、毎年の(必要な)積立て金額を求めるときに、
「複利計算」上、使用する係数です(積立て型)。

・設問の抜粋
将来の(目標)金額が決まっている際(この設問では準備したい金額は、1000万円です)、
毎年の(必要な)積立て金額を求めるときに使用する係数は、
「減債基金係数」です(積立て型)。

・計算
「減債基金係数」を使用します。
1000万円×0.0913「減債基金係数」=913,000円

参考になった数6

02

将来の貯蓄目標額から、毎年の必要積立額を求める場合は「減債基金係数」を利用します。計算式は下記のとおりです。

貯蓄目標額×減債基金係数=毎年の必要積立額

よって、本問では下記算式より正解は3となります。

10,000,000×0.0913=913,000円

参考になった数2

03

正解は3です。
「毎年の積立金額」と記載されていれば「減債基金係数」を用います。
1,000万円×0.0913=91.3(万円)

参考になった数1