FP3級の過去問
2018年9月
学科 問44
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問題
FP3級試験 2018年9月 学科 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
2資産で構成されるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が( 1 )である場合、両資産が( 2 )値動きをするため、理論上、分散投資によるリスク低減効果が得られない。
- ( 1 )-1 ( 2 )逆の
- ( 1 ) 0 ( 2 )同じ
- ( 1 )+1 ( 2 )同じ
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この過去問の解説 (3件)
01
相関係数の意味合いは以下のとおりです。
■相関係数が+1の場合
2つの資産は全く同じ方向に値動きするため、リスク低減効果はない。
■相関係数が0の場合
2つの資産は全く関係ない値動きをとる。
■相関係数が-1の場合
2つの資産は全く逆の方向に値動きするため、リスク低減効果が最大となる。
よって、正解は3です。
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02
相関係数は+1 〜 -1までの値を取り、+1に近くほど相関が強く、-1に近いほど相関が弱くなります。
また、0は全く相関がないことを示します。
相関が強いとは関連性があるということなので、+1であればお互い影響し合うため、分散投資によるリスク低減効果が得られません。
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03
「相関係数」(値動きについての相関関係度)が低いほど、
ポートフォリオ効果(分散投資によるリスク低減効果)が、大きくなります。
・「相関係数」がマイナス1のときが、
相関関係度は最も低く、両資産は全く逆の値動きをします。
・「相関係数」が「+1」のときは、
相関関係度が最も高く、両資産は全く「同じ」値動きをするため、
理論上、
分散投資によるリスク低減効果を得ることができません。
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