FP3級の過去問
2018年9月
学科 問52

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問題

FP3級試験 2018年9月 学科 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

建築物が防火地域および準防火地域にわたる場合においては、原則として、その全部について(   )内の建築物に関する規定が適用される。
  • 防火地域
  • 準防火地域
  • 敷地の過半が属する地域

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。
火は燃え移るので厳しい方の建築制限が課されます。
そのため厳しい方、つまり防火地域が規定されます。

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02

都市計画区域内には、防災上の観点から、
「防火地域」・準防火地域、指定のない地域があります。

建築物が、「防火地域」・準防火地域にわたっている(またがっている)ときは、その建築物の全部について、
「防火地域」(規制の厳しい方)の建築物に関する規定が適用されます。

なお、建築物が、「防火地域」・準防火地域、指定のない地域のうち、
複数の地域にわたっている(またがっている)ときは、
その建築物の全部(すべて)について、
規制の「最も厳しい方」の建築物に関する規定が適用されます。

「防火地域」内の建築物は、3階以上または延べ面積が100㎡を超えるものは、耐火建築物としなければなりません。
この場合、建物全部を耐火建築物とします。

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03

建築物が防火規制が異なる地域にまたがって建てられている場合は、原則として建築物の全てに対して、厳しい方の防火規制が適用されます。

本問のように、建築物が防火地域および準防火地域にまたがる場合は、その全部について防火地域における制限が適用されます。

よって、正解は1です。

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