FP3級の過去問
2018年9月
実技 問78
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問題
FP3級試験 2018年9月 実技 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
<設例>
勇也さんは、今後15年間で毎年24万円ずつ積立貯蓄をして、老後の生活資金を準備したいと考えている。積立期間中に年利2.0%で複利運用できるものとした場合、15年後の合計金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては、千円未満を四捨五入すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
勇也さんは、今後15年間で毎年24万円ずつ積立貯蓄をして、老後の生活資金を準備したいと考えている。積立期間中に年利2.0%で複利運用できるものとした場合、15年後の合計金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては、千円未満を四捨五入すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
- 4,846,000円
- 4,150,000円
- 3,084,000円
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この過去問の解説 (3件)
01
将来の金額を求めるときに、使用する係数です
(通常の複利計算に使います)。
「複利計算」上、今手元にあるお金は
一定期間経過後にいくらになりますか?です。
「年金現価係数」は、将来の(目標)年金額が決まっている際、
現在の(必要な)金額(年金原資)を求めるときに、使用する係数です。
一定期間にわたって年金を受け取りたいので(取崩し型)、
今いくらあれば良いですか?です。
「年金終価係数」は、毎年の積立金額が決まっている際、
将来の金額を求めるときに、使用する係数です。
毎年一定金額を(このまま)積み立てていくと(積立型)、
一定期間経過後にいくらになりますか?です。
・設問の抜粋
毎年、一定金額(この設問では積立金額24万円が、わかっています)を積立て、年利2%で複利運用すると、
積み立て期間経過後(15年後)に、いくらになりますか?です。
・計算
「年金終価係数」を使用します。
24万円×「年金終価係数」17.293=4150320円
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02
「積立期間中に年利2.0%で複利運用できるものとした場合、15年後の合計金額」を知りたいということですので
年金終価係数を使用します。
24万円×17.293=4150320円
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03
毎年の積立額から将来の積立総額(元利合計額)を求める場合は、「年金終価係数」を利用して以下のとおり計算します。
毎年の積立額×年金終価係数=積立総額(元利合計額)
本問のとおり、毎年24万円ずつを15年間積み立てた場合、15年後の合計金額は、以下のとおり4,150,000円(千円未満を四捨五入)となります。
240,000円×17.293=4,150,320円
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