FP3級の過去問
2021年1月
実技 問62
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP3級試験 2021年1月 実技 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
下記は、安西家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
- (ア)341 (イ)21 (ウ)779
- (ア)342 (イ)▲21 (ウ)779
- (ア)342 (イ)▲21 (ウ)780
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
問題の空欄(ア)
n年目の生活費は、
基準年の生活費 × (1+変動率)ⁿ
で算出されます。
(ア)は、4年目の生活費なので、
316万円 × (1 +0.02)⁴ ≒ 342万円 です。
問題の空欄(イ)
年間収支は、
その年の収入 − 支出
で算出されます。
問題の表(イ)は、2年目の年間収支なので、
672万円 − 693万円 = ▲21万円 です。
問題の空欄(ウ)
金融資産残高は、
前年金融資産残高 × (1 + 変動率) + 年間収支
で算出されます。
問題の表(ウ)は、1年目の金融資産残高なので、
726万円 × (1 + 0.01) + 46万円 ≒ 779万円 です。
以上より、2が正解です。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
02
正解は「2」です。
(ア)n年目の基本生活費は次のように計算します。
n年目の生活費 = 基準年の生活費 × (1 + 変動率)n
問題文に当てはめると
4年目の生活費 = 316万円 × (1 + 0.02)4 ≒ 342万円 (万円未満四捨五入) となります。
(イ)年間収支は、その年の収入合計から支出合計を引いた金額となります。
問題文に当てはめると
2年目の年間収支 = 672万円 − 693万円 = ▲21万円 となります。
(ウ)金融資産残高は次のように計算します。
金融資産残高 = 前年の金融資産残高 × (1+変動率) + その年の年間収支
問題文に当てはめると
1年目の金融資産残高 = 726万円 × (1+0.01) + 46万円 ≒ 779万円(万円未満四捨五入) となります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
(ア)2024年(4年目)の基本生活費
変動率2%となっているため、「前年の基本生活費 × 102%」で計算をします。
2021年(1年目)の場合、「基準年 × 102%」という計算です。
この計算を2024年(4年目)まで繰り返すと、(ア)= 342 となります。
【計算過程】
・2021年(1年目):316 × 102% = 322.32
・2022年(2年目):322.32 × 102% = 328.7664
・2023年(3年目):328.7664 × 102% = 335.341728
・2024年(4年目):335.341728 × 102% = 342.048563 ≒ 342
※計算結果は万円未満を四捨五入
(イ)2022年(2年目)の年間収支
年間収支は「収入 − 支出」で計算できます。
収入合計(672)− 支出合計(693)= ▲21 が(イ)となります。
(ウ)2021年(1年目)の金融資産残高
金融資産残高は、「金融資産に利子を加え、収支余剰を追加する」ことで計算できます。
金融資産残高の変動率は1%のため、利子は「前年の金融資産残高 × 101%」で計算します。
726(基準年の金融資産残高)× 101%(変動率)+ 46(2021年の年間収支)≒ 779 となります。
※計算結果は万円未満を四捨五入
よって、正解は「2」です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問61)へ
2021年1月問題一覧
次の問題(問63)へ