FP3級の過去問
2021年1月
実技 問63
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問題
FP3級試験 2021年1月 実技 問63 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、空欄(ア)の解答に当たっては、小数点以下第2位を四捨五入するものとする。
・この企業の株価が5,500円である場合、2020年12月期の連結業績予想におけるPER(株価収益率)は( ア )倍である。
・この企業の2020年12月期の連結決算予想では、配当性向(連結)は前期より( イ )している。
・この企業の株価が5,500円である場合、2020年12月期の連結業績予想におけるPER(株価収益率)は( ア )倍である。
・この企業の2020年12月期の連結決算予想では、配当性向(連結)は前期より( イ )している。
- (ア)21.3 (イ)上昇
- (ア)24.0 (イ)上昇
- (ア)24.0 (イ)低下
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「2」です。
(ア)PER(株価収益率:Price Earnings Ratio)とは、株価が1株あたりの純利益(収益)の何倍かをみる指標です。
計算式は次のようになります。
PER(倍) = 株価 ÷ 1株あたりの純利益
問題文に当てはめると
PER = 5,500円 ÷ 229.59円 ≒ 24.0倍 (小数点以下第2位四捨五入) となります。
(イ)配当性向とは、利益のうちのどのくらいを株主に配当金として還元したかの割合を示します。
計算式は次のようになります。
配当性向(%) = 配当金 ÷ 当期純利益 × 100
問題文では、2020年12月期の連結決算予想では配当性向は50.1%であり、前期の47.9%より 上昇 しています。
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02
PER(株価収益率)とは、その企業の株価が利益に対して割高か割安かを判断する数値です。
倍率が低い方が割安と判断されます。
問題の空欄(ア)
PER(株価収益率)は、
株価 ÷ 1株当たり当期純利益
で算出されます。
(ア)は、2020年12月期の連結業績予想の1株当たり当期純利益229.59円で株価5500円なので、
5,500円 ÷ 229.59円 ≒ 24.0倍 です。
配当性向とは、その企業の当期純利益からどれぐらい配当金を支払ったかを見る指標です。
(1株当たり)年間配当金 ÷ (1株当たり)当期純利益 × 100 で算出されます。
問題の空欄(イ)
配当性向は、問題文で与えられているので、確認します。
前期の配当性向が47.9%で、2020年12月期の連結決算予想の配当性向は50.1%なので、前期より上昇しています。よって、(イ)には「上昇」が入ります。
以上より、2が正解です。
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03
(ア)株価収益率(PER)とは、株価が1株当たりの純利益の何倍になっているかを示す指標です。
「株価収益率(PER)= 株価 / 1株当たり純利益」で求めることができます。
問題の場合、5,500円 / 229.59円 ≒ 24.0倍 となります。
※小数点以下第2位を四捨五入するものとする。
(イ)配当性向とは、期の純利益のうち配当金がどのくらい支払われているかを示す指標です。
「配当性向 = 1株当たり年間配当金 / 1株当たり純利益」で求めることができます。
問題の表に記載のとおり、2020年12月期の連結決算予想は50.1%であり、前期:47.9%のため、配当性向は上昇しています。
よって、正解は「2」です。
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