FP3級の過去問
2021年5月
学科 問13

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問題

FP3級試験 2021年5月 学科 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

証券取引所における株式の売買において、成行注文は指値注文に優先して売買が成立する。
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この過去問の解説 (3件)

01

同一銘柄に指値注文と成行注文が出た場合、価格に条件が付いていない成行注文が優先されるため、問題文は適切です。

株式の売買において、成行注文と指値注文があります。


成行注文は、「いくらでもいいから売りたい(買いたい)」と注文する方法であるのに対し、指値注文は、「この値段で買いたい(売りたい)」といったように値段を指定して注文する方法です。


株式の売買は、株を売りたい人と株を買いたい人が集まって、売りと買いが同じ水準の値段で商いが成立するものです。つまり、売りたい人ばかりや買いたい人ばかりでは売買は成立しません。


成行注文は、注文した時点で成立する値段(買い注文であればその時の最も低い価格、売り注文であればその時の最も高い価格)で売買が成立します。


一方、指値注文は、指定した価格の水準(買い注文であれば指定した価格以下、売り注文であれば指定した価格以上)でなければ売買は成立しません。

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02

適切です。

株式を売買する際の注文の出し方には「指値注文」と「成行注文」があります。

指値注文とは、売買価格を指定して注文する方法です。

成行注文とは、売買価格を指定せずにその場の相場の成り行きにまかせて注文する方法です。

同一銘柄に注文が重なった場合は、以下の原則により売買が成立します。

①成行注文優先の原則:指値注文より成行注文を優先させます。

②価格優先の原則:売り注文は最も低い価格の注文を、買い注文は最も高い価格の注文を優先させます。

③時間優先の原則:同一価格の注文は、時間的に早い注文を優先させます。

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03

成行注文とは、金額を指定せず、売買できる金額で売買することです。

指値注文とは、金額を指定して売買する注文方法です。

成行注文は指値注文より優先されるため、正解は「1」です。

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