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FP3級の過去問 2021年5月 実技 問63

問題

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下記<資料>に基づくSX株式会社の投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、購入時の手数料および税金は考慮しないこととする。
問題文の画像
   1 .
株価収益率(PER)で比較した場合、SX株式会社の株価は日経平均採用銘柄の平均(予想ベース)より割安である。
   2 .
株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、SX株式会社の株価は東京証券取引所市場第1部(東証1部)全銘柄の平均より割安である。
   3 .
配当利回りで比較した場合、SX株式会社の配当利回りはジャスダック全銘柄の平均(予想ベース)より低い。
( FP3級試験 2021年5月 実技 問63 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は「配当利回りで比較した場合、SX株式会社の配当利回りはジャスダック全銘柄の平均(予想ベース)より低い。」です。

選択肢1. 株価収益率(PER)で比較した場合、SX株式会社の株価は日経平均採用銘柄の平均(予想ベース)より割安である。

適切です。

株価収益率(PER : Price Earnings Ratio)は、株価が1株当たりの純利益の何倍かをみる指標です。

PER(株価収益率) = 株価 ÷ 1株当たりの純利益 となります。

SX株のPERは、2,150円(株価) ÷ 230円(1株当たりの純利益) ≒ 9.35 (倍)

日経平均採用銘柄の平均(予想ベース)のPERは23.05倍ですので、SX株の方が割安だということがわかります。

選択肢2. 株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、SX株式会社の株価は東京証券取引所市場第1部(東証1部)全銘柄の平均より割安である。

適切です。

株価純資産倍率(PBR:Price Book‐Value Ratio)は、株価が1株当たりの純資産の何倍かをみる指標です。

PBR(株価純資産倍率) = 株価 ÷ 1株当たりの純資産 となります。

SX株のPBRは、2,150円(株価) ÷ 2,500円(1株当たりの純資産) = 0.86(倍)

東証1部全銘柄の平均PBRは1.22倍なので、SX株の方が割安だということがわかります。

選択肢3. 配当利回りで比較した場合、SX株式会社の配当利回りはジャスダック全銘柄の平均(予想ベース)より低い。

不適切です。

配当利回りは、投資金額(株価)に対する配当金の割合を示す指標です。

配当利回り(%) = 1株当たりの配当金 ÷ 株価 × 100

SX株の配当利回りは、100円(1株当たりの配当金) ÷ 2,150円(株価) × 100 ≒ 4.65 (%)

ジャスダック全銘柄の配当利回り(単純平均・今期予想)は1.83%ですので、SX株の方が高いことがわかります。

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1

1. 株価収益率(PER)とは、株価が1株当たりの純利益の何倍になっているかを示す指標です。

「株価収益率(PER)= 株価 / 1株当たり純利益」で求めることができます。

SX株式会社の場合、2,150円 / 230円 ≒ 9.35倍 となります。

日経平均採用銘柄のPERは23.05倍のため、SX株式会社の方が割安です。

2.株価純資産倍率(PBR)とは、会社の純資産に対して株価がどのくらいの価格か(割安か否か)を把握できる投資指標です。

「株価純資産倍率(PBR)= 株価 / 1株当たりの純資産」で求めることができます。

SX株式会社の場合、2,150円 / 2,500円 = 0.86倍 となります。

東証1部全銘柄のPBRは1.22倍のため、SX株式会社の方が割安です。

3.配当利回りとは、株価に対する配当金の割合です。

「配当利回り = 1株当たり年間配当金 / 株価」で求めることができます。

SX株式会社の場合、(100円 / 2,150円) × 100 ≒ 4.65% となります。

ジャスダック全銘柄の配当利回りは1.83%のため、SX株式会社の方が高いです。

よって、正解(不適切なもの)は「3」です。

1

答えは「配当利回りで比較した場合、SX株式会社の配当利回りはジャスダック全銘柄の平均(予想ベース)より低い。」です。

不適切なものを選択する問題です。

株価に対する配当金の割合を「配当利回り」と言います。計算式は、

『配当利回り(%)= 1株あたり配当金 ÷ 株価 × 100』で求められます。

これに資料の数値を代入すると、SX株式会社の配当利回りは、

『100円 ÷ 2,150円 × 100 = 4.65…(%)』となります。

次にジャスダック全銘柄の配当利回りの平均を見ると「1.83%」とあり、SX株式会社の配当利回り「4.65…%」の方が高いので、不適切となります。

ちなみに「PER」は株価が1株あたり純利益の何倍になっているかを表す指標で、計算式は、

『PER(倍)= 株価 ÷ 1株あたり純利益』です。

資料の数値を代入すると、『2,150円 ÷ 230円 = 9.34…(倍)』で、SX株は日経平均採用銘柄の平均PER「23.05倍」より割安であることがわかります。

また「PBR」は株価が1株あたり純資産の何倍になっているかを表す指標で、計算式は、

『PBR(倍)= 株価 ÷ 1株あたり純資産』です。

資料の数値を代入すると、『2,150円 ÷ 2,500円 = 0.86(倍)』で、SX株は東証1部全銘柄の平均PBR「1.22倍」より割安であることがわかります。

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