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FP3級の過去問 2022年1月 実技 問64

問題

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関根さんは上場株式への投資に興味をもち、FPの榎田さんに質問をした。下記の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

関根さん:株式会社による株主還元策について教えてください。
榎田さん:株式会社によっては、手元資金を使い自社の流通株式を買い戻す自社株買いを行う場合があります。自社株買いを行うと市場に出回る株数が減るため、株価に影響する他の要因を考慮しないと仮定した場合、1株当たりの価値は( ア )すると考えられます。
関根さん:株式会社による株主への還元率を表す指標はないのでしょうか。
榎田さん:配当性向が挙げられます。配当性向とは、株式会社が稼いだ純利益のうち、株主へ配当した割合を表しています。純利益が同額で株主配当金が多ければ、配当性向は( イ )なります。
関根さん:分かりました。ところで、ほかにはどのような株式投資によるメリットがありますか。
榎田さん:例えば、一定株数以上を保有する株主に対し、株式会社が自社製品や割引券、商品券などの特典等を贈る( ウ )が挙げられます。
   1 .
空欄(ア)にあてはまる語句は、「減少」である。
   2 .
空欄(イ)にあてはまる語句は、「高く」である。
   3 .
空欄(ウ)にあてはまる語句は、「株主優待制度」である。
( FP3級試験 2022年1月 実技 問64 )
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この過去問の解説 (3件)

9

金融資産運用分野から株式の取引についての出題です。

選択肢1. 空欄(ア)にあてはまる語句は、「減少」である。

「不適切」です。

1株当たりの価値=会社の価値÷流通株式数ですから、自社株買いを行うと、市場に出回る株数が減るため、1株当たりの価値は「増加」します。

選択肢2. 空欄(イ)にあてはまる語句は、「高く」である。

適切です。

配当性向(%)=1株当たり配当額÷1株当たり純利益×100ですから、純利益が同額で株主配当金が多ければ、配当性向は「高く」なります。

選択肢3. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「株主優待制度」である。

適切です。

一定株数以上を保有する株主に対して、会社が自社製品などの特典を贈る制度は、「株主優待制度」です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

不適切なものはは 「空欄(ア)にあてはまる語句は、「減少」である。」 です。

選択肢1. 空欄(ア)にあてはまる語句は、「減少」である。

不適切です。

自社株買いを行うと市場に出回る株数が減るため、1株当たりの価値は「増加」します。

選択肢2. 空欄(イ)にあてはまる語句は、「高く」である。

適切です。

配当性向とは純利益のうち、株主へ配当した割合です。

配当性向(%)=配当金総額÷当期純利益×100

となります。配当金が多くなれば割合も大きくなるので配当性向は「高く」なるといえます。

選択肢3. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「株主優待制度」である。

適切です。

株主優待制度とは一定株数以上を保有する株主に対して、企業が配当金以外のモノやサービスを贈る制度の事をいいます。

0

正解は1です。

 1. 「減少」ではなく「増加」します。

 設問の通り、自社株買いを行うことにより、流通株式数が少なくなるため、1株あたりの株価は増加します。

  1. 2. 「高く」で適切です。

 企業の純利益の中からいくら配当金を支払っているのか表す指標を配当性向と言います。

純利益が同額で支払う配当金が多くなるほど配当性向は高くなります。

  1. 3. 適切です。設問の通りとなります。

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