FP3級の過去問
2022年1月
実技 問78

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問題

FP3級試験 2022年1月 実技 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

航平さんは、長女あかりさんの進路が決定したのちに、住宅ローンの繰上げ返済を検討しており、FPの成田さんに質問をした。住宅ローンの繰上げ返済に関する成田さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
問題文の画像
  • 「繰上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの利息部分を返済するものです。」
  • 「繰上げ返済は、教育費や老後資金の準備など、他の資金使途とのやりくりを十分考慮したうえで、早期に行うほど、利息軽減効果は高くなります。」
  • 「毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」

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この過去問の解説 (3件)

01

ライフプランニングと資金計画分野から住宅ローンについての出題です。

選択肢1. 「繰上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの利息部分を返済するものです。」

「不適切」です。

繰り上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの「元本」部分を返済するものです。

選択肢2. 「繰上げ返済は、教育費や老後資金の準備など、他の資金使途とのやりくりを十分考慮したうえで、早期に行うほど、利息軽減効果は高くなります。」

適切です。

繰り上げ返済分は、元本に充当されますので、繰り上げ返済を早期に行うほど、利息軽減効果は高くなります。

選択肢3. 「毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」

適切です。

期間短縮型は、毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法です。

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02

不適切なものは 「繰上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの利息部分を返済するものです。」 です。

選択肢1. 「繰上げ返済は、通常の返済とは別に、現在返済しているローンの利息部分を返済するものです。」

不適切 です。

繰上げ返済は利息分ではなく元金の一部や全部返済するものです。

選択肢2. 「繰上げ返済は、教育費や老後資金の準備など、他の資金使途とのやりくりを十分考慮したうえで、早期に行うほど、利息軽減効果は高くなります。」

適切 です。

繰上げ返済は早期に行うほど元金が減るので毎回支払う利息も減り、利息軽減効果は高くなります。

選択肢3. 「毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」

適切 です。

繰上げ返済は2種類あります。

・期間短縮型 : 返済期間を短縮する方法です。

・返済額軽減型: 毎回の返済額を減らす方法です。

参考になった数1

03

正解は1です。

  1. 1. 不適切。繰上げ返済は元金部分を前倒しで返済するものです。
  2. 2. 適切。繰上げ返済の時期が早いほど、利息を軽減する効果は大きくなります。
  3. 3. 適切。繰上げ返済の方法には、期間短縮型と返済額軽減型があります。

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