FP3級の過去問
2022年5月
学科 問44

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問題

FP3級試験 2022年5月 学科 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

表面利率(クーポンレート)1%、残存期間2年の固定利付債券を額面100円当たり99円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、(   )である。なお、税金等は考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。
  • 1.50%
  • 1.52%
  • 2.02%

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「1.52%」です。

「固定利付債券」とは、あらかじめ決められた利率に基づき、定期的に利子が払われる債券のことをいいます。

「最終利回り」とは、すでに発行された債券を時価で購入し、償還期限まで保有した場合の利回りをいいます。

(計算式)

最終利回り(%)={表面利率+(額面金額-購入価格)/残存年数}/購入価格×100

設問に当てはめると

最終利回り={1+(100-99)÷2}÷99×100≒1.52(%)

となります。

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02

               額面金額(100)−購入金額

        年利率(%)+ーーーーーーーーーーーーー

                 残存年数

最終利回り(%)=ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー×100

                 購入金額    

選択肢2. 1.52%

この問題の表面利率(クーポンレート)は1%

残存期間が2年

債券を額面100円あたり99円で購入 しているため

【分子】

1(年利率)+(100{額面}−99{購入金額})/2(残存年数)

=1+0.5

=1.5

1.5÷99(分母の購入金額)×100

=1.515...(%)

小数点以下3位を四捨五入するため1.52%となるため

この解答は1.52%が正解です。

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03

金融資産運用分野から債権の投資計算についての出題で、正解は1.52%です。

選択肢2. 1.52%

最終利回り(%)=[年利子+(額面-買付価格)÷残存期間]÷買付金額×100

       =[100円×1%+(100円-99円)÷2]÷99円×100≒1.52% 

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