FP3級の過去問 2022年5月 実技 問2
この過去問の解説 (3件)
顧客のライフイベント表をもとに、今後の家計収支や貯蓄残高を表にしたものが「キャッシュフロー表」です。
適切です。
n年目の基本生活費は次のように計算します。
n年目の生活費=基準年の生活費×(1+変動率)n
宮野家に当てはめると
4年目の生活費=224万円×(1+0.01)⁴≒233万円(ア)
となります。
適切です。
年間収支は、その年の収入合計から支出合計を引いた金額となります。
宮野家に当てはめると
3年目の年間収支=640万円-594万円=46万円(イ)
となります。
不適切です。
金融資産残高は次のように計算します。
金融資産残高=前年の金融資産残高×(1+変動率)+その年の年間収支
宮野家に当てはめると
1年目の金融資産残高=823万円×(1+0.01)+40万円≒871万円(ウ)
となります。
キャッシュフロー表を作り、将来の家計の予想をまとめる事によりライフプランの問題点を見つけることができます。
適切です。
基準年 224万円 変動率を1%の場合
n年目の基本生活費=基準年の基本生活費×(1+変動率)nとなります。
4年目の基本生活費は 224×(1+0.01)4 ≒ 233 となります。
適切です。
まずは、本人の給与収入額を求めます。
n年目の給与収入額=基準年の給与収入(本人)×(1+変動率)nとなります。
3年目の給与収入額= 524×(1+0.01)3≒540
年間収支=収入合計ー支出合計 なので
収入合計 540+100=640
支出合計 594
640-594=46 となります。
不適切です。
まず、金融資産残高を求めます。
823×(1+0.01)≒831
それに、1年目の年間収支を足します。
831+40=871 となります。
他にもライフイベント表や個人バランスシートがあります。それらを使ってライフプランニングを行います。
キャッシュフロー表とは、現在の収入をもとに今後の貯蓄残高などの流れを予想する表のことです。
こちらは4年後の基本生活費をもとめています。
これにはn年後の数値=現在の数値×(1+年間物価上昇率)nという計算方法を用います。
こちらに表の金額を当てはめると、
n年後の数値=224万円×(1+0.01)⁴
n年後の数値=233.0
そのため、この解答は適切です。
こちらは3年後の年間収支をもとめています。
これには年間収支=年間収入の合計額-年間支出の合計額という計算方法を用います。
年間収支=640万円-594万円
年間収支=46万円
そのため、この解答は適切です。
こちらは1年後の金融資産残高をもとめています。
これには貯蓄残高=前年の貯蓄残高×(1+運用利率)+その年の年間収支という計算方法を用います。
貯蓄残高=823万円×(1+0.01)+40万円
貯蓄残高=871.23万円
四捨五入をするため、1年後の貯蓄残高は871万円となります。
そのためこの解答は不適切です。
これらキャッシュフロー表に関する問題は確実に出題されます。
覚えておくべき計算式は多いですが、電卓を駆使し解答しましょう。
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