FP3級の過去問
2022年5月
実技 問3

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

投資信託は、分類方法により様々な種類に分けられます。

「追加型(オープン型)」投資信託とは、運用期間中追加購入できるタイプの投資信託です。

これに対し

募集期間のみ購入でき、運用期間中は追加購入できないタイプの投資信託を「単位型(ユニット型)」投資信託といいます。

選択肢1. MXファンドは、NISA(少額投資非課税制度)口座で購入することができる。

適切です。

「NISA」の対象となる商品は、上場株式、株式投資信託、上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)などです。

MXファンドは投資対象に株式を組み入れることのできる「株式投資信託」ですので、NISAの対象となります。

選択肢2. MXファンドは、運用状況によっては収益分配金が支払われないこともある。

適切です。

毎月分配型の投資信託は、1か月ごとに決算を行い収益等の一部を収益分配金として分配する商品です。

ただし分配金については、毎月の分配を保証するものではありません。

選択肢3. MXファンドを購入する際、投資家が支払う購入代金は「(基準価格[1万口当たり]/1万口)✕購入口数+購入時手数料(税込)+運用管理費用(信託報酬)(税込)」である。

不適切です。

「運用管理費用(信託報酬)」は、保有時に販売会社、投資信託委託会社、信託銀行がそれぞれ受け取る報酬です。

信託財産の中から、日々差し引かれます。

購入時に支払うものではありません。

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02

MXファンドは株式を含む投資信託になります。

選択肢1. MXファンドは、NISA(少額投資非課税制度)口座で購入することができる。

適切です。

MXファンド(投資信託)はNISAの対象となります。

債券や公社債投資信託、MMF・MMR等のリスクが少ないものやFX、金等はNISA対象外となります。

選択肢2. MXファンドは、運用状況によっては収益分配金が支払われないこともある。

適切です。

収益分配金は運用状況によって支払われたり、支払われなかったり、金額も変わってきます。確実に支払われるものではありません。

選択肢3. MXファンドを購入する際、投資家が支払う購入代金は「(基準価格[1万口当たり]/1万口)✕購入口数+購入時手数料(税込)+運用管理費用(信託報酬)(税込)」である。

不適切です。

運用管理費用は投資信託を管理・運用する事に対して払う費用になるので保有している間、支払う費用になります。

保有している投資信託から差し引かれます。

まとめ

投資信託とは投資家から集めたお金を資金として、専門家が株式や債券などに投資・運用する商品です。投資先は投資信託によって異なります。

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03

投資信託には、分散投資のバランス型、国内の市場の動向と連動しているインデックス型、

高い投資成果を目指すアクティブ型など様々な分類があります。

MXファンドはどの型に当てはまるかを考えながら問題を見てみましょう。

選択肢1. MXファンドは、NISA(少額投資非課税制度)口座で購入することができる。

MXファンドは国債などの安定型ではなくバランス型の投資信託なため、NISAで購入することができます。

そのため、この解答は適切です。

選択肢2. MXファンドは、運用状況によっては収益分配金が支払われないこともある。

収益分配金は運用成績によって増減するため、支払われないこともあります。

そのため、この解答は適切です。

選択肢3. MXファンドを購入する際、投資家が支払う購入代金は「(基準価格[1万口当たり]/1万口)✕購入口数+購入時手数料(税込)+運用管理費用(信託報酬)(税込)」である。

MXファンドを購入する際にかかる代金は売買金額と購入時手数料のみです。

そのためこの解答は不適切です。

※ 運用管理費用とは、投資信託を保有している間に運用会社に対して払う対価のことをさします。

運用管理費に関しては日々差し引かれるものなので、購入時に支払う必要はありません

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