FP3級の過去問 2022年5月 実技 問16
この過去問の解説 (3件)
バランスシートには、左側に資産、右側に負債と純資産が記載されています。
資産合計と、負債・純資産合計は同じになります。
山岸家のバランスシートを作成します。
[資産]には保有資産(時価)の合計を記入します。
普通預金+定期預金+投資信託+生命保険(解約払戻金相当額)+不動産
=120万円+200万円+130万円+10万円+3,800万円
=4,260万円 となります。
[負債]には住宅ローン3,600万円を記入します。
[純資産]は[資産]-[負債]を記入します。
純資産=4,260万円(資産)-3,600万円(負債)=660万円…(ア)
資産合計は4,260万円、負債・純資産合計は4,260万で同額になります。
「660(万円)」が正解です。
この問題では「純資産」を求めています。
純資産=資産−負債 に当てはめると純資産額が分かります。
資産 負債
・普通預金 120万円 ・住宅ローン 3,600万円
・定期預金 200万円
・投資信託 130万円
・生命保険 10万円
・不動産 3,800万円
= 4,260万円
純資産=4,260万円−3,600万円
純資産=660万円
定期預金も資産に含まれるため、この解答は不適切です。
投資信託と生命保険も資産に含まれるため、この解答は不適切です。
この解答が適切です。
負債はパッと見て分かりやすいかと思いますが、資産には何が含まれるのかをしっかり覚えておきましょう。
純資産の求め方は
資産-負債=純資産 となります。
各項目の合計額を求めます。
<資産> 合計4,260
・普通預金 120
・定期預金 200
・投資信託 130
・生命保険 10
(解約返戻金相当額)
・不動産 3,800
(自宅マンション)
<負債> 合計3,600
住宅ローン 3,600
(自宅マンション)
4,260-3,600= 660万円 となります。
不適切です。
定期預金も資産に入ります。
不適切です。
投資信託、生命保険(解約返戻金相当額)も資産に入ります。
適切です。
この他も 株式や車も資産に入ります。
資産と負債は時価で記入します。
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