FP3級の過去問
2022年9月
学科 問4

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問題

FP3級試験 2022年9月 学科 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

国民年金基金の掛金の額は、加入員の選択した給付の型や加入口数によって決まり、加入時の年齢や性別によって異なることはない。
  • 適切
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この過去問の解説 (3件)

01

国民年金基金は第1号被保険者が任意で加入できる、将来の年金受給額を増やすための年金制度です。

国民年金基金は口数を自分で決められます。

(掛金は確定拠出年金と合算して上限6.8万円です。)

基本的に終身年金となる為、加入時の年齢、性別、給付の型によって金額も変わってきます。

選択肢1. 適切

基本的に終身年金となるため、性別によって平均寿命が違うので金額が変わります。

選択肢2. 不適切

加入時の年齢、性別によって金額も変わってきます。

なので、問題文は不適切となります。

まとめ

将来の年金受給額を増やすための年金制度は他にも

付加年金

小規模企業共済

中小企業退職金共済

があります。

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02

「国民年金基金」は、国民年金の第1号被保険者が、将来受け取る老齢基礎年金に上乗せして受給するためのものです。

付加年金に加入している場合は、国民年金基金に加入できません。

掛金は、全額「社会保険料控除」の対象となります。

掛金の額は

・選択した給付の型

・加入口数

加入時の年齢

性別

により決まり、上限は月額68,000円です。

個人型確定拠出年金に加入している場合は、その掛金と合わせて68,000円が上限となります。

まとめ

「不適切」が正解です。

参考になった数12

03

国民年金基金は、第1号被保険者(自営業や学生)が任意で加入することで、

老齢基礎年金+付加年金として上乗せ受給ができるという物です。

この国民年金基金の口数は好きに決めることができます。

また、この掛け金の額は加入時の年齢や性別によって異なります

選択肢1. 適切

国民年金基金の掛金の額は、加入時の年齢や性別によって異なるため

この解答は不適切です。

選択肢2. 不適切

国民年金基金の掛金の額は、加入時の年齢や性別によって異なるため

この解答は適切です。

まとめ

年齢が早いうちに加入をすると毎月の掛金が安く、遅く加入すると毎月の掛金は高くなります。

また、例え20歳の男女それぞれが加入したとしても、女性の方が平均寿命が長いことから、

女性の掛金の方が男性よりも高くなります。

参考になった数10