FP3級の過去問
2022年9月
学科 問6

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問題

FP3級試験 2022年9月 学科 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

生命保険の保険料は、純保険料および付加保険料で構成されているが、このうち純保険料は、予定利率および予定死亡率に基づいて計算される。
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この過去問の解説 (3件)

01

まず、純保険料と付加保険料とは何かを整理しましょう。

純保険料…保険料の支払い財源(予定死亡率・予定利率

付加保険料…保険会社の経費に充てられる(予定事業費率)

選択肢1. 適切

純保険料は予定利率及び予定死亡率に基づいて計算されているため、この解答は適切です。

選択肢2. 不適切

純保険料は予定利率及び予定死亡率に基づいて計算されているため、この解答は不適切です。

まとめ

どちらか一つさえ覚えてしまえばすぐに解ける問題なため、

付加保険料=保険会社の経費、などとざっくり覚えてしまいましょう。

参考になった数15

02

保険料は 純保険料・付加保険料 で構成されています。

選択肢1. 適切

純保険料は

・死亡保険料

・生存保険料

に分けられます。それらの金額は予定死亡率予定利率をもとに計算されています。

よって問題文の内容は適切と言えます。

選択肢2. 不適切

純保険料は予定死亡率と予定利率をもとに、付加保険料は予定事業率をもとに計算されています。

よって問題文の内容は適切と言えます。

まとめ

保険料は

・予定死亡率 - 性別・年齢ごとに計算した死亡率

・予定利率 - 資金を運用して見込んでいる利益を計算した利率

・予定事業費率- 保険会社の運営に必要な費用

をもとに、それぞれ保険料を計算しています。

参考になった数5

03

保険会社が徴収する保険料は

・純保険料(死亡保険と生存保険の保険金に使われる)

・付加保険料(保険会社の経費に使われる)

に分けることができます。

・純保険料は、「予定死亡率」と「予定利率」により

・付加保険料は「予定事業費率」により

決まります

(参考)

「予定死亡率」とは

統計に基づいて算出された、性別・年齢別死亡率のことです。

保険料は、予定死亡率が高いほど高くなります。

予定利率とは

集めた保険料をどのくらいの利率で運用するかを想定した利率のことをいいます。

予定利率が高いほど、保険料は低くなります。

予定事業費率とは

契約の募集や集金など、保険会社が事業を運営するうえで必要な経費の見込みが保険料に占める割合のことをいいます。

予定事業費率を高く見積もるほど、保険料は高くなります。

まとめ

「適切」が正解です。

参考になった数5