FP3級の過去問
2022年9月
学科 問42
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問題
FP3級試験 2022年9月 学科 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
表面利率(クーポンレート)2%、残存期間4年の固定利付債券を額面100円当たり105円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、( )である。なお、税金等は考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。
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この過去問の解説 (4件)
01
「固定利付債券」とは、
あらかじめ決められた利率に基づき、定期的に利子が払われる債券のことをいいます。
「最終利回り」とは、
すでに発行された債券を時価で購入し、償還期限まで保有した場合の利回りをいいます。
計算式は以下のとおりです。
最終利回り(%)={表面利率+(額面金額-購入価格)/残存年数}/購入価格×100
設問に当てはめると
最終利回り={2+(100-105)÷4}÷105×100≒0.71(%)
となります。
カッコ内には「0.71%」が入ります。
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02
【利息 2%・残存期間 4年・額面 100円・買付金額 105円】
額面(100円)-買付(105円)
利息(2%)+ーーーーーーーーーーーーー
残存期間(4年)
最終利回り(%)=ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー×100
買付(105円)
【分子】
利息(2)+(額面{100)-買付{105})÷残存期間(4)
2+(100-105)÷4
=2-1.25
=0.75
0.75÷105(分母の買付金額)×100
=0.714...
小数点以下第3位を四捨五入するため0.71%
そのため、この解答は【0.71%】が正解です。
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03
答えは【0.71%】です。
債券の利回りには3つの種類があります。
応募者利回りと所有期間利回りと最終利回りです。
応募者利回りは、債券の発行から満期まで債券を運用した際の利回りです。
所有期間利回りは、債券を購入し、満期になる前に売却した際の債券の利回りです。
最終利回りは、既に発行されている債券を購入し、満期まで債券を運用したした際の利回りです。
最終利回りの求め方は、表面利率+(額面金額−購入価格)÷残存期間÷購入価格×100で求められます。
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04
金融資産運用分野から債権の投資計算についての出題で、正解は0.71%です。
最終利回り(%)=[年利子+(額面-買付価格)÷残存期間]÷買付金額×100
=[100円×2%+(100円-105円)÷4]÷105円 ≒0.71%
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