FP3級の過去問
2022年9月
実技 問5

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問題

FP3級試験 2022年9月 実技 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

下記は、投資信託の費用についてまとめた表である。下表の空欄( ア )~( ウ )に入る語句として、最も適切なものはどれか。
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  • 空欄( ア ):「同額である」
  • 空欄( イ ):「毎日」
  • 空欄( ウ ):「委託会社(運用会社)が受け取る」

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この過去問の解説 (3件)

01

金融資産運用分野から投資信託の実務についての出題で、正解は空欄( イ ):「毎日」です。

選択肢1. 空欄( ア ):「同額である」

不適切です。

購入時手数料は、同一の投資信託であっても販売会社によって異なる場合もあります。

選択肢2. 空欄( イ ):「毎日」

適切です。

運用管理費用は、信託財産の残高から毎日差し引かれます。

選択肢3. 空欄( ウ ):「委託会社(運用会社)が受け取る」

不適切です。

換金時に差し引かれた信託財産留保額は、信託財産の中に留保されます。

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02

投資信託の取引には、以下の費用がかかります。

・購入時手数料(販売手数料)

・運用管理費用(信託報酬)

・信託財産留保額

選択肢1. 空欄( ア ):「同額である」

(ア)「購入時手数料(販売手数料)」は

投資信託の購入時に、販売会社に支払う手数料です。

同じ投資信託でも、販売会社により購入手数料は異なります

「同額である」は不適切です。

選択肢2. 空欄( イ ):「毎日」

(イ)「運用管理費用(信託報酬)」は

保有時に、運用業務や管理業務にかかる報酬で、委託会社・受託会社・販売会社の3者が受け取ります。

信託財産から毎日差し引かれます。

「毎日」は適切です。

選択肢3. 空欄( ウ ):「委託会社(運用会社)が受け取る」

(ウ)投資信託を中途で解約して信託財産から資金を引き上げる際、運用中の信託財産の一部を換金するための費用や損失が生じます。

「信託財産留保額」とは

こうした費用を投資家に負担してもらうため、資金の一定割合を信託財産に残すものをいいます。

「委託会社(運用会社)が受け取る」は不適切です。

まとめ

適切なのは、空欄(イ):「毎日」です。

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03

正解は【 空欄( イ ):「毎日」 】です。

選択肢1. 空欄( ア ):「同額である」

購入時手数料は、投資家が購入時に販売会社に支払う手数料です。同一のファンドでも販売会社によって手数料は異なります

ファンドによっては、手数料なしのノーロードと言われるものもあります。

選択肢2. 空欄( イ ):「毎日」

運用管理費用は信託報酬といわれ、運用期間中ずっと徴収されるコストです。

信託財産から日々徴収されます。

選択肢3. 空欄( ウ ):「委託会社(運用会社)が受け取る」

信託財産留保額は、解約代金を捻出するために必要な有価証券の売買コストをその原因を作った投資家とは関係のないファンドの受益者に負担させることは不利益を被るとの考えで設定されています。

このコストはファンドの中に戻されています

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