FP3級の過去問
2023年9月
学科 問35

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問題

FP3級試験 2023年9月 学科 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した住宅ローンであるフラット35(買取型)の融資額は、土地取得費を含めた住宅建設費用または住宅購入価額以内で、最高( ① )であり、融資金利は( ② )である。
  • ①8,000万円  ②固定金利
  • ①1億円    ②固定金利
  • ①1億円    ②変動金利

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この過去問の解説 (3件)

01

フラット35の融資金額は最高8,000万円で、

購入価格の100%までになります。

また、金利は固定金利のみであり

融資実行日の金利が適用されます。

選択肢1. ①8,000万円  ②固定金利

適切な選択肢です。

選択肢2. ①1億円    ②固定金利

不適切な選択肢です。

選択肢3. ①1億円    ②変動金利

不適切な選択肢です。

まとめ

フラット35のそのほかのポイントは

・申し込み時点で70歳未満

・年間合計返済額が年収400万円以上で35%以下

 年収400万円未満で30%以下

・一戸建ては床面積70m2以上、マンションは30m2以上

・借入期間は最長35年(返済時の年齢が80歳以下)

・返済期限の下限は15

・保証人・保証料無料

・繰り上げ返済手数料無料

・窓口での繰り上げ返済は100万円以上

 インターネットでの繰り上げ返済は10万円以上

などがあります。 

参考になった数15

02

フラット35には、買取型と保証型の2種類存在します。

フラット35(買取型)の融資額は、土地取得費を含めた住宅建設費用または住宅購入価額以内で、最高8,000万円であり、融資金利は固定金利となります。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. ①8,000万円  ②固定金利

フラット35(買取型)の融資額は、土地取得費を含めた住宅建設費用または住宅購入価額以内で、最高8,000万円であり、融資金利は固定金利となります。

この選択肢が正しいです。

選択肢2. ①1億円    ②固定金利

フラット35(買取型)の融資額は、土地取得費を含めた住宅建設費用または住宅購入価額以内で、最高8,000万円であり、融資金利は固定金利となります。

この選択肢は誤りです。

選択肢3. ①1億円    ②変動金利

フラット35(買取型)の融資額は、土地取得費を含めた住宅建設費用または住宅購入価額以内で、最高8,000万円であり、融資金利は固定金利となります。

この選択肢は誤りです。

まとめ

フラット35(買取型)の住宅ローンの借入期間は最長35年で、完済時年齢を80歳に設定しています。これも覚えておきましょう。

参考になった数3

03

フラット35(買取型)は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した住宅ローンです。その融資額の上限や金利条件を確認していきます。

選択肢1. ①8,000万円  ②固定金利
  • 正解です。
  • フラット35(買取型)の融資額の上限は、土地取得費を含めた住宅建設費用または住宅購入価額以内で、最高で8,000万円です。
  • 融資金利は通常、固定金利で提供されます。

選択肢2. ①1億円    ②固定金利

①の1億円という金額が上限を超えています。

よって不正解となります。

選択肢3. ①1億円    ②変動金利

①金額および②の変動金利が間違っています。

よって不正解となります。

参考になった数2