FP3級の過去問
2023年9月
実技 問14
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問題
FP3級試験 2023年9月 実技 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
落合さん(65歳)は、相続税の計算における生命保険金等の非課税限度額について、FPで税理士でもある佐野さんに質問をした。下記の空欄( ア )、( イ )にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
<佐野さんの回答>
「被相続人の死亡によって相続人等が取得した生命保険金や損害保険金で、その保険料の全部または一部を被相続人が負担していたものは、相続税の課税対象となります。
この死亡保険金の受取人が相続人である場合、すべての相続人が受け取った保険金の合計額が次の算式によって計算した非課税限度額を超えるとき、その超える部分が相続税の課税対象になります。非課税限度額は『( ア )万円×( イ )の数』で求められます。」
<佐野さんの回答>
「被相続人の死亡によって相続人等が取得した生命保険金や損害保険金で、その保険料の全部または一部を被相続人が負担していたものは、相続税の課税対象となります。
この死亡保険金の受取人が相続人である場合、すべての相続人が受け取った保険金の合計額が次の算式によって計算した非課税限度額を超えるとき、その超える部分が相続税の課税対象になります。非課税限度額は『( ア )万円×( イ )の数』で求められます。」
- (ア)300 (イ)法定相続人
- (ア)300 (イ)生命保険契約
- (ア)500 (イ)法定相続人
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この過去問の解説 (3件)
01
相続税の計算における生命保険金等の非課税限度額についての問題です。
非課税限度額の計算は以下の式によって求められます。
非課税限度額=『500万円✕法定相続人の数』
※相続を放棄した人も『法定相続人の数』に含まれますので、間違えないようにしましょう。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は誤りです。
この選択肢が正解です。
非課税限度額=『500万円✕法定相続人の数』が正解です。
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02
相続人が、被相続人が保険料を負担していた生命保険金を受け取った場合、「みなし相続財産」として相続税の対象となりますが、一定の金額までは非課税となります。
非課税限度額は、以下の計算式で求めます。
非課税限度額=500万円×法定相続人の数
「500」「法定相続人」が正解です。
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03
ポイントとしては、死亡保険金の相続税の非課税限度額をしっかりと暗記しているかになります。
誤りです。
誤りです。
正解です。
死亡保険金の相続税の非課税限度額は、「500万円×法定相続人の数」で決まります。
死亡保険金の相続税の非課税限度額と似ているのが相続税の基礎控除です。
相続税の基礎控除は3000万円+600万円×法定相続人の数で決まります。
混同しないようにしっかりと理解して覚えましょう。
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