FP3級の過去問
2024年1月
学科 問12

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問題

FP3級試験 2024年1月 学科 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

株式投資信託の運用において、個別銘柄の投資指標の分析や企業業績などのリサーチによって投資対象とする銘柄を選定し、その積上げによりポートフォリオを構築する手法を、トップダウン・アプローチという。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

投資信託の運用におけるポートフォリオ構築の手法について確認していきます。

ポートフォリオに組み込む個別銘柄を決める場合、2つのアプローチ手法があります。

 

<トップダウン・アプローチ>

マクロ経済の動向を分析した結果から、ポートフォリオに組み込むべき個別銘柄を選定していく手法

 

<ボトムアップ・アプローチ>

個別企業の成長性や業績などを分析し、選定する個別銘柄を積上げてポートフォリオを構築していく手法

 

 

※参考までに、投資信託の運用方法には「パッシブ運用」と「アクティブ運用」があり、上記2つのアプローチはアクティブ運用の手法になります。併せて覚えておきましょう。

選択肢1. 適

誤りです。

選択肢2. 不適

正しいです。

まとめ

この問題文は不適です。

参考になった数14

02

投資信託の運用方法のひとつである「アクティブ運用」には、さらに銘柄選択方法がいくつかあります。

 

トップダウン・アプローチ」とは

金利・為替・景気などのマクロな分析により国別・業種別の組入比率を決め、その比率に基づいて個別銘柄を決めていく手法です。

 

(参考)「ボトムアップ・アプローチ」とは

個別銘柄の投資指標の分析や企業業績などのリサーチによって投資対象とする銘柄を選定し、その積上げによりポートフォリオを構築する手法です。

まとめ

「不適」が正解です。

問題文の手法は、「ボトムアップ・アプローチ」です。

参考になった数6

03

ポイントとしては、株式投資信託に銘柄を組み入れていくやり方の種類を3つ把握しているかになります。

選択肢1. 適

誤りです。

選択肢2. 不適

正解です。

この記述だと、ボトムアップ・アプローチになります。

トップダウン・アプローチは、ボトムアップ・アプローチからさらに絞り込んで選ぶ方法になります。

まとめ

そのほか、マーケット・ニュートラルという手法もあり、それぞれしっかりと区分けができていると良いでしょう。

1つ1つ文章が長く覚えるのが面倒かもしれませんが、それぞれ全く違うのではなく、派生している方法もあるので難しく考えて覚える必要はありません。

 

参考になった数6