FP3級の過去問
2024年1月
学科 問31

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問題

FP3級試験 2024年1月 学科 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

毎年一定金額を積み立てながら、一定の利率で複利運用した場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、(    )である。

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この過去問の解説 (3件)

01

毎年一定額を積み立てながら、複利運用した場合の将来の元利合計額を求めるときは「年金終価係数」を使います。

 

※資産運用計算で使う各係数の意味を理解しておくことが、この問題を解く上で大切です。

 

以下の内容を覚えておきましょう。

 

参考:各係数の意味

 

<資本回収係数>

元本運用しつつ、一定額を取り崩す場合の毎年の受取金額を計算するときの係数

 

<年金終価係数>

毎年の積立運用によって得られる将来の元利合計額を計算するときの係数

 

<減債基金係数>

将来の目標金額を受け取るための毎年の積立金額を計算するときの係数

選択肢1. 資本回収係数

誤りです。

選択肢2. 年金終価係数

正しいです。

選択肢3. 減債基金係数

誤りです。

まとめ

「年金終価係数」が正解です。

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02

ポイントとしては6つの計数を理解しているかになります。

選択肢1. 資本回収係数

誤りです。

すでにある元本を運用しながら取り崩すことができる年金額を求める場合に使います。

選択肢2. 年金終価係数

正解です。

一定期間後とあるので終価という言葉が合います。年金のように積み立てながらなのでどちらも組み合わせると年金終価係数となります。

選択肢3. 減債基金係数

誤りです。

将来の目標額を貯めるのに必要な毎年の積み立て金額を求めることです。

まとめ

6つの係数では必ず、6つそれぞれ当てはまるキーワードが問題文中にあります。

そのキーワードと6つそれぞれの係数について理解しておきましょう。

また、読み間違いがないようにしっかりと問題文を理解して回答しましょう。

参考になった数2

03

複利運用しながら毎年一定額を積み立てると、将来いくらになるかを求めるには、「年金終価係数」を用います。

選択肢1. 資本回収係数

「資本回収係数」とは

複利で運用する手持ち資金を一定期間で取り崩していく場合、毎年いくら受け取れるかを求める係数です。

借入金から毎年の返済額を求めるときにも利用します。

選択肢2. 年金終価係数

年金終価係数」とは

毎年一定額を複利で積み立てた場合の、一定期間経過後の元利合計額を求める係数です。

選択肢3. 減債基金係数

「減債基金係数」とは

一定の利率で複利運用しながら一定期間後の目標金額を貯めるために、毎年どれだけ積み立てればよいかを求める係数です。

まとめ

「年金終価係数」が正解です。

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