FP3級の過去問
2024年1月
学科 問36
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問題
FP3級試験 2024年1月 学科 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
生命保険の保険料は、純保険料および付加保険料で構成されており、このうち付加保険料は、( )に基づいて計算される。
- 予定利率
- 予定死亡率
- 予定事業費率
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この過去問の解説 (3件)
01
保険会社が徴収する保険料は、以下のとおり分けることができます。
・純保険料/死亡保険と生存保険の保険金に使われる。(「予定死亡率」と「予定利率」により算定)
・付加保険料/保険会社の経費に使われる。(「予定事業費率」により算定)
(参考)
「予定死亡率」とは
統計に基づいて算出された、性別・年齢別死亡率のことです。
死亡保険の保険料は、予定死亡率が高いほど高くなります。
予定利率とは
集めた保険料をどのくらいの利率で運用するかを想定した利率のことをいいます。
予定利率が高いほど、保険料は低くなります。
予定事業費率とは
契約の募集や集金など、保険会社が事業を運営するうえで必要な経費の見込みが保険料に占める割合のことをいいます。
予定事業費率を高く見積もるほど、保険料は高くなります。
「予定事業費率」が正解です。
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02
ポイントとしては、純保険料、付加保険料について理解しているかになります。
誤りです。
純保険料にあたります。
誤りです。
純保険料にあたります。
正解です。
覚えづらいかもしれませんが、予定利率、予定死亡率、予定事業費率それぞれ理解して、そのうち純保険料と付加保険料どちらで構成されるのか覚えると良いでしょう。
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03
問題文のとおり、生命保険は純保険料と付加保険料の2つで構成されています。
この2つの保険料は、保険会社の人件費や保険金の財源となるものです。
各保険料のポイントを確認していきましょう。
<純保険料>
保険会社が契約者に支払う保険金の財源となるもので「予定利率」と「予定死亡率」をもとに算出します。
予定利率:払い込まれた保険料の予想運用利回りのこと
予定死亡率:過去統計からの予測死亡率のこと
<付加保険料>
保険会社の人件費等、諸経費の財源となるもので「予定事業費率」をもとに算出します。
予定事業費率:保険会社の運営に関する諸経費割合のこと
誤りです。
誤りです。
正しいです。
「予定事業費率」が正解です。
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