3級ﾌｧｲﾅﾝｼｬﾙ・ﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞ技能士（FP3級） 過去問
2024年5月
問59 (学科 問59)
問題文
貸家建付地の相続税評価額は、その自用地としての価額が1億5,000万円、借地権割合が60％、借家権割合が30％、賃貸割合が100％である場合、（ ）となる。
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問題
FP3級試験 （ファイナンシャル・プランニング検定 3級試験） 2024年5月 問59（学科 問59） （訂正依頼・報告はこちら）
貸家建付地の相続税評価額は、その自用地としての価額が1億5,000万円、借地権割合が60％、借家権割合が30％、賃貸割合が100％である場合、（ ）となる。
- 6,000万円
- 9,000万円
- 1億2,300万円
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この過去問の解説 （3件）
01
貸家建付地の相続税評価額の計算方法の確認です。
貸家建付地の相続税評価額は下記の方法で計算します。
貸家建付地の価額＝自用地としての価額－自用地としての価額×借地権割合×借家権割合×賃貸割合
上記の式に本問の条件を当てはめると下記のようになります。
貸家建付地の価格＝１億5,000万円ー１億5,000万円×60%×30%×100%=1億2,300万円
以上を踏まえ、選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
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02
貸家建付地の相続税の評価額は、下記の式で求められます。
貸家建付地評価額＝自用地評価額×（１ー借地権割合×借家権割合×賃貸割合）
上記の式を元に、計算してみましょう。
この問題の貸家建付地の評価額は、下記のとおりです。
自用地評価額１億５千万円×（１ー借地権割合60％×借家権割合30％×賃貸割合100％）
＝1.5億×（1-18％）
＝1.5億×82％
＝1.23億
このため、この選択肢は誤りです。
この問題の貸家建付地の評価額は、下記のとおりです。
自用地評価額１億５千万円×（１ー借地権割合60％×借家権割合30％×賃貸割合100％）
＝1.5億×（1-18％）
＝1.5億×82％
＝1.23億
このため、この選択肢は誤りです。
この問題の貸家建付地の評価額は、下記のとおりです。
自用地評価額１億５千万円×（１ー借地権割合60％×借家権割合30％×賃貸割合100％）
＝1.5億×（1-18％）
＝1.5億×82％
＝1.23億
このため、この選択肢は適切です。
借地権、貸宅地、貸家建付地の評価額は出ます。
特に貸家建付地は式が複雑な分、問題にされやすいので確実に押さえておきましょう。
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03
貸家建付地における「相続税評価額」の計算問題です。
なお、貸家建付地とは、自分が所有している宅地に賃貸アパートなどを建てて、他人に貸し付けている土地のことをいいます。
＜計算式＞
自用地価格✕（1－借地権割合✕借家権割合✕賃貸割合）
以上を踏まえて、問題文の相続税評価額を算出していきます。
＜相続税評価額＞
1億5,000万円✕（1－0.6✕0.3✕1）＝1億2,300万円
問題文の「貸家建付地の相続税評価額」は、1億2,300万円です。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は誤りです。
この選択肢が正しいです。
「1億2,300万円」が正解です。
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