3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級) 過去問
2024年5月
問66 (実技 問6)

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問題

FP3級試験 (ファイナンシャル・プランニング検定 3級試験) 2024年5月 問66(実技 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>に基づくWA株式会社とWB株式会社の投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないこととする。
問題文の画像
  • 株価収益率(PER)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割安である。
  • 株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割高である。
  • 配当利回りで比較した場合、収益性はWA株式会社よりWB株式会社の方が低い。

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この過去問の解説 (3件)

01

資料に基づき、WA株式会社とWB株式会社の投資指標を確認します。

 

株価収益率(PER)は、株価÷1株当たり当期純利益で計算できるので、

WA株式会社及びWB株式会社のPERは下記のようになります。

WA株式会社:1,200÷200=6.0

WB株式会社:3,000÷300=10.0

 

PERは値が低い方が割安とされるため、WA株式会社の方がWB株式会社より割安と言えます。

 

株価純資産倍率(PBR)は、株価÷1株当たり純資産で計算できるので、

WA株式会社及びWB株式会社のPBRは下記のようになります。

WA株式会社:1,200÷1,500=0.8

WB株式会社:3,000÷2,000=1.5

 

PBRは値が低い方が割安とされるため、WB株式会社の方がWA株式会社より割高と言えます。

 

 

配当利回り(%)は、1株当たり年間配当金÷株価×100で計算できるので、

WA株式会社及びWB株式会社のは配当利回りは下記のようになります。

25÷1,200×100=2.08・・

50÷3,000×100=1.66・・

 

配当利回りは値が小さい方が収益性が低いとされるため、WA株式会社よりWB株式会社の方が収益性は低いと言えます。

 

以上を踏まえ、選択肢を確認します。

選択肢1. 株価収益率(PER)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割安である。

不適切な選択肢です。

そのため、本問では正解となります。

 

選択肢2. 株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割高である。

適切な選択肢です。

そのため、本問では不正解となります。

選択肢3. 配当利回りで比較した場合、収益性はWA株式会社よりWB株式会社の方が低い。

適切な選択肢です。

そのため、本問では不正解となります。

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02

株式投資における投資の判断基準に使われるいくつかの指標に関する問題です。

PER、PBR、配当利回り、配当性向などは、株価が割安かどうかを判断するのに頻出ですので、それぞれの算出式を抑えておきましょう。

選択肢1. 株価収益率(PER)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割安である。

PER=株価/1株当たりの純利益 で、1株当たりの利益に対して株価が割安かどうかを判断する指標です。

PERは数字が小さいほど割安となります。

WA社、WB社のそれぞれのPERを算出しましょう。

 

WA社 PER=1200/200=6

WB社 PER=3000/300=10

 

PERの小さいWA社の方が割安なため、この選択肢は不適切です。

 

選択肢2. 株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割高である。

PBR=株価/1株当たりの純資産 です。PBEは純資産に対して株価が割安かどうかを判断する指標です。

PBRは数字が小さいほど割安です。

WA社、WB社のそれぞれのPBRを算出しましょう。

 

WA社 PBR=1200/1500=0.8

WB社 PBR=3000/200=1.5

 

PERの大きいWB社の方が割高なため、この選択肢は適切です。

選択肢3. 配当利回りで比較した場合、収益性はWA株式会社よりWB株式会社の方が低い。

配当利回り(%)=1株当たり配当額/株価×100で、1株の投資額(=株価)に対する配当金の割合となります。

配当利回りは、大きいほど投資額に対する配当による収益性が大きくなります。

 

WA社 PBR=25/1200×100=約2.08%

WB社 PBR=50/3000×100=約1.67%

 

WB社の方が配当利回りは低いため、収益性は低いと言え、この選択肢は適切です。

 

まとめ

PER、PBRは小さいほど割安、配当利回りや配当性向は高いほど配当による収益性は高いと言えます。

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03

株式の投資指標に関する問題です。

問題文に記載されている3つの投資指標について解説します。

 

 

<PER:株価収益率>

「株価」が「1株あたり純利益」の何倍かを示す指標

 

「株価」÷「1株あたり純利益」

 

 

<PBR:株価純資産倍率>

「株価」が「1株あたり純資産」の何倍かを示す指標

 

「株価」÷「1株あたり純資産」

 

 

<配当利回り>

「株価」に対する「1株あたり年間配当金」の割合を示す指標

 

「1株あたり年間配当金」÷「株価」✕100(%)

 

 

 

上記内容を踏まえて、問題を解いてみましょう。

選択肢1. 株価収益率(PER)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割安である。

PERの比較です。

 

WA株式会社:1,200円÷200円=6倍

WB株式会社:3,000円÷300円=10倍

※WB株式会社より、WA会社の他が割安です。

 

この選択肢が正しいです。

選択肢2. 株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割高である。

PBRの比較です。

 

WA株式会社:1,200円÷1,500円=0.8倍

WB株式会社:3,000円÷2,000円=1.5倍

※WA株式会社より、WB株式会社の方が割高です。

 

この選択肢は誤りです。

選択肢3. 配当利回りで比較した場合、収益性はWA株式会社よりWB株式会社の方が低い。

配当利回りの比較です。

 

WA株式会社:25円÷1,200円✕100≒2.08%

WB株式会社:50円÷3,000円✕100≒1.67%

※収益性はWA株式会社より、WB株式会社の方が低いです。

 

この選択肢は誤りです。

まとめ

下記の選択肢が「不適切」です。

 

株価収益率(PER)で比較した場合、株価はWA株式会社よりWB株式会社の方が割安である。

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