3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級) 過去問
2024年5月
問76 (実技 問16)

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問題

FP3級試験 (ファイナンシャル・プランニング検定 3級試験) 2024年5月 問76(実技 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

会社員の近藤さんの退職に係るデータが下記<資料>のとおりである場合、近藤さんの所得税における退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、近藤さんは役員であったことはなく、退職は障害者になったことに基因するものではない。また、前年以前に受け取った退職金はないものとする。

<資料>
支給された退職一時金:4,400万円
勤続年数:38年
  • 140万円
  • 1,170万円
  • 2,340万円

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この過去問の解説 (2件)

01

近藤さんの退職所得の計算を行っていきます。

 

退職所得は、下記の計算式で求められます。

退職所得=(退職金収入-退職所得控除額)×1/2

 

また、退職所得控除額は、勤続年数が20年以上の場合には下記の計算式で求められます。

退職所得控除額=800万円+70万円×(勤続年数-20年)

 

上記の式に本問の条件である38年を用いると計算は下記のようになります。

退職所得控除額=800+70×(38-20)=2,060万円

 

求められた退職所得控除額を退職所得の計算式に当てはめると、下記のようになります。

退職所得=(4,400-2,060)×1/2=1,170万円

 

以上の結果から、各選択肢を確認していきます。

 

 

 

選択肢1. 140万円

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢2. 1,170万円

正解です。

冒頭の説明文の内容と一致します。

選択肢3. 2,340万円

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

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02

退職所得の金額は、下記の通り求められます。

退職所得=(収入金額-退職所得控除額)×1/2

 

退職所得控除額は、勤続年数が20年以下の場合は40万円×勤続年数です。

20年超の勤続年数の場合は、800万円+70万円×(勤続年数-20年)です。

 

上記を参照に、この問題文のケースの退職所得を求めましょう。

選択肢1. 140万円

この問題文の退職者は勤続年数38年と20年超です。

そのため、退職所得控除額は800万円+70万円×(38年-20年)=2,060万円

退職所得=(退職所得収入4,400万円-退職所得控除2,060万円)×1/2=1,170万円

したがって、この選択肢は誤りです。

選択肢2. 1,170万円

この問題文の退職者は勤続年数38年と20年超です。

そのため、退職所得控除額は800万円+70万円×(38年-20年)=2,060万円

退職所得=(退職所得収入4,400万円-退職所得控除2,060万円)×1/2=1,170万円

したがって、この選択肢は適切です。

選択肢3. 2,340万円

この問題文の退職者は勤続年数38年と20年超です。

そのため、退職所得控除額は800万円+70万円×(38年-20年)=2,060万円

退職所得=(退職所得収入4,400万円-退職所得控除2,060万円)×1/2=1,170万円

したがって、この選択肢は誤りです。

まとめ

退職所得では控除後に1/2をするのが抜けがちなので、注意しましょう。

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