3級ﾌｧｲﾅﾝｼｬﾙ・ﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞ技能士（FP3級） 過去問
2025年5月（CBT）
問26 (学科 問26)

直系尊属(祖父母や実親)から30歳未満の子や孫へ学校などの教育資金を一括贈与する場合､受贈者一人当たり｢1,500万円｣まで贈与税が非課税となります｡

限度枠内であれば､何度でも贈与することができます｡

前年の受贈者の合計所得金額が1,000万円を超える場合には適用を受けることができません｡

学校以外の教育関連サービス業者支払われるもの(学習塾､習い事､通学定期代､留学渡航費用等)については､23歳未満の受贈者が対象で､1,500万円のうち｢500万円｣が限度となります｡

直系尊属から教育資金を一括で受けた場合の贈与税（非課税限度額）は、受贈者ごとに1,500万円までとなります。そのうち、塾などの学校以外に支払う金銭は500万円までです。

問題文の記載内容は、不適です。

【参考】
＜主な適用要件について＞
◆贈与者は父母・祖父母などの直系尊属
◆贈与契約の日に30歳未満であること（受贈者：子、孫）
◆受贈者の「前年の所得合計」が1,000万円以下であること

※上記の非課税制度は2026年3月31までの贈与が対象となります。