3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級) 過去問
2025年5月(CBT)
問37 (学科 問37)
問題文
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問題
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)試験 2025年5月(CBT) 問37(学科 問37) (訂正依頼・報告はこちら)
- 予定利率
- 予定死亡率
- 予定事業費率
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この過去問の解説 (3件)
01
生命保険料は、
・「予定死亡率」
・「予定利率」
・「予定事業費率」
と呼ばれる数値をもとに計算されます。
この3つの数値を「予定基礎率」といいます。
「予定利率」とは
集めた保険料をどのくらいの利率で運用するかを想定した利率のことをいいます。
予定利率が高いほど、保険料は低くなります。(予定利率を低く見積もれば、保険料は高くなります。)
「予定死亡率」とは
統計に基づいて算出された、性別・年齢別死亡率のことです。
保険料は、予定死亡率が高いほど高くなります。
「予定事業費率」とは
契約の募集や集金など、保険会社が事業を運営するうえで必要な経費の見込みが保険料に占める割合のことをいいます。
予定事業費率を高く見積もるほど、保険料は高くなります。
「予定利率」が正解です。
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02
生命保険会社の保険料は、予定基礎率を用いて計算しています。
具体的には、統計による死亡率や保険料の運用益、事業の必要経費等をもとに算出しています。
<予定基礎利率は3種類>
◆予定利率:顧客(契約者)の保険料を運用する際の利率
◆予定死亡率:統計による死亡率(年例、性別)
◆予定事業費率:保険会社の人件費などの必要経費の割合
【参考】
<予定基礎率と保険料の関係>
◆予定利率(低くなる)⇒保険料(高くなる)
◆予定死亡率(予想より少ない)⇒保険料(安くなる)
◆予定事業費率(低くなる)⇒保険料(安くなる)
この選択肢が正しいです。
※予定利率が引き下がると、保険料が高くなります。
(運用益が少なくなるため)
この選択肢は誤りです。
※死亡する人が予想より少なければ、保険料は安くなります。
この選択肢は誤りです。
※保険会社の必要経費等が低くなると、保険料は安くなります。
「予定利率」が正解です。
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03
民間の生命保険会社が提供する金融商品で、人の生死に関して保障をする保険を「生命保険」といいます。
そして生命保険の保険料は、「予定利率」、「予定死亡率」、「予定事業費率」の3つの「予定基礎率」にもとづいて算定されます。
「予定利率」とは、あらかじめ生命保険会社が契約者に約束する運用利回りのことです。
算定の基準として、予定利率が上がれば(運用成績が良ければ)保険料は下がり、予定利率が下がれば(運用成績が悪ければ)保険料は上がります。
したがって、この選択肢が正解です。
「予定死亡率」とは、過去の統計から性別・年齢別の死亡者の割合を予測したものです。
算定の基準として、予定死亡率が低ければ(死亡する人が少なければ)保険料は下がり、予定死亡率が高ければ(死亡する人が多ければ)保険料は上がります。
したがって、この選択肢は間違いです。
「予定事業費率」とは、生命保険会社が事業をする上での諸経費の割合のことをいいます。
算定の基準として、予定事業費率が低ければ(諸経費が少なければ)保険料は下がり、予定事業費率が高ければ(諸経費が多ければ)保険料は上がります。
したがって、この選択肢は間違いです。
したがって、答えは「予定利率」です。
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