3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級) 過去問
2025年5月(CBT)
問63 (実技 問3)

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問題

3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)試験 2025年5月(CBT) 問63(実技 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

山本家の現時点の資産および負債が下記<資料>のとおりである場合、<資料>に基づく山本家のバランスシートの空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないこととする。

<資料>
[保有財産(時価)]
金融資産
 普通預金:300万円
 定期預金:1,500万円
 投資信託:200万円
生命保険(解約返戻金相当額):100万円
自動車:150万円
不動産(自宅マンション):4,000万円

[負債残高]
住宅ローン(自宅マンション):3,200万円
問題文の画像
  • 2,900(万円)
  • 2,950(万円)
  • 3,050(万円)

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この過去問の解説 (2件)

01

一定の時点における資産と負債のバランスをみる表を「バランスシート」といい、バランスシートの左側(借方)には「資産」を、右側(貸方)には「負債」と「純資産」を記載し、左側と右側の合計額は必ず一致します

 

まずは問題文の資料より、山本家の資産合計と負債合計を求めます。

 

山本家の資産の項目には、「普通預金:300万円」、「定期預金:1,500万円」、「投資信託:200万円」、「生命保険(解約返戻金相当額):100万円」、「自動車:150万円」、「不動産(自宅マンション):4,000万円」があり、すべて合計すると『300万円+1,500万円+200万円+100万円+150万円+4,000万円=資産合計6,250万円』を求めることができます。

 

次に山本家の負債の項目には、「住宅ローン(自宅マンション):3,200万円」があり、これがそのまま負債合計となります。

 

最後に、左側と右側の合計額は必ず一致するので、『資産合計-負債合計』で「純資産の額」を求めることができます。

 

上記で求めた数値を代入すると『資産合計6,250万円-負債合計3,200万円』となり、「純資産3,050万円」が答えとなります。

選択肢1. 2,900(万円)

冒頭の解説により、この選択肢は間違いです。

選択肢2. 2,950(万円)

冒頭の解説により、この選択肢は間違いです。

選択肢3. 3,050(万円)

冒頭の解説により、この選択肢が正解です。

まとめ

したがって、答えは「3,050(万円)」です。

参考になった数1

02

「バランスシート」では、左側に資産、右側に負債と純資産が記載されています。

資産合計と、負債・純資産合計は同じになります。

 

山本家のバランスシートを作成します。

〈手順1〉[資産]に保有資産(時価)の合計を記入します。

普通預金300万円+定期預金1,500万円+投資信託200万円+生命保険解約返戻金相当額100万円+自動車150万円+不動産4,000万円=6,250万円

 

〈手順2〉[負債]に住宅ローン3,200万円を記入します。

 

〈手順3〉[純資産]に[資産]−[負債]を記入します。 

   純資産(ア)=6,250万円(資産)−3,200万円(負債)=3,050万円

まとめ

「3,050(万円)」が正解です。

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