3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級) 過去問
2025年5月(CBT)
問72 (実技 問12)

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問題

3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)試験 2025年5月(CBT) 問72(実技 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

大下秀雄さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄( ア )にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険金および給付金の支払事由が生じたときにおいて、保険契約は有効に継続しているものとする。また、秀雄さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。

秀雄さんが、現時点で交通事故により大ケガを負い、給付倍率20倍の手術(1回)を受け、継続して65日間入院した場合に支払われる保険金および給付金は、合計( ア )である。
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  • 300,000円
  • 400,000円
  • 425,000円

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この過去問の解説 (2件)

01

まずは問題文の資料より、大下秀雄さんが契約している生命保険の内容を確認します。

 

秀雄さんが加入している生命保険の契約内容をまとめると、「入院給付金日額5,000円(病気やケガで2日以上入院した場合、入院開始日を含め1日目から給付金が支払われる。ただし同一事由の入院給付金の支払いは60日が限度)」、「手術給付金入院給付金(5,000円)×10・20・40倍」、「死亡・高度障害:保険金1,000,000円」となっています。

 

今回のケースでは「秀雄さんは交通事故により大ケガを負い、給付倍率20倍の手術(1回)を受け継続して65日間入院した場合に支払われる保険金および給付金」を求めるので、受け取れる保険金と給付金は「入院給付金」と「手術給付金」の合計であることがわかります。

 

次は入院給付金と手術給付金それぞれの金額を求めます。

 

秀雄さんが受け取れる入院給付金を求める計算式は契約内容より、『日額5,000円×60日(同一事由の入院給付金の支払いは60日が限度)』で、「入院給付金300,000円」です。

 

秀雄さんが受け取れる手術給付金を求める計算式は契約内容より、『手術給付金の日額5,000円×20倍の手術(1回)』で、「手術給付金100,000円」です。

 

最後に『入院給付金300,000円+手術給付金100,000円』で、「合計400,000円」を秀雄さんは受け取ることができます。

選択肢1. 300,000円

冒頭の解説により、この選択肢は間違いです。

選択肢2. 400,000円

冒頭の解説により、この選択肢が正解です。

選択肢3. 425,000円

冒頭の解説により、この選択肢は間違いです。

まとめ

したがって、答えは「400,000円」です。

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02

大下さんには、「入院給付金」と「手術給付金」が支払われます。

 

入院給付金を計算します。

設問の保険では、2日以上の継続入院で、入院開始日を含め1日目から支払われます。

また、同一事由の入院給付金支払限度が60日ですので、

5,000円(入院給付金日額)×60日=300,000円  となります。

 

手術給付金を計算します。

大下さんが受けた手術の給付倍率は20倍ですので、

5,000円(入院給付金日額)×20倍=100,000円  となります。

 

支払われる給付金

300,000円(入院給付金)+100,000円(手術給付金)=400,000円

まとめ

「400,000円」が正解です。

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