問題
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エンジニアであるA氏は、建設会社であるB社のコンサルタントを務めているが、このところB社はその廃棄物処理慣行に関して地方紙で叩かれている。しかしこの非難の源には、市民側に誤解があり、また論争を喚起するストーリーをその地方紙が切望している事情があることを知ったA氏は、その新聞の社説欄で紹介される可能性のある記事を書いて投稿したいと考えている。次のうち、コンサルタントとしてのA氏の倫理的責務を表現しているものとして、最も適切なものはどれか。
1 .
A氏はB社の関係者なので、B社のために地方紙に投稿する行動は控えるのがA氏の倫理的責務である。
2 .
A氏はB社の関係者なので、B社のために地方紙に投稿する行動を起こすのがA氏の倫理的責務である。
3 .
A氏は自分では書かずに学協会の有識者に依頼して、データを見てもらい、その有識者に投稿記事を書いてもらうべきである。
4 .
A氏は自分では書かずにB社の広報担当者に依頼して、データを見てもらい、その広報担当者に投稿記事を書いてもらうべきである。
5 .
A氏による投稿記事は、B社による廃棄物処理慣行に関して客観的で真実を告げているだけでなく、A氏がB社と結んでいる関係を読者に開示しなければならない。
( 技術士 第一次試験 平成28年度(2016年) 適性科目 問42 )