保育士の過去問
平成25年(2013年)
教育原理 問24

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 教育原理 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

敏感期というのは、発育のうちにすなわち生き物の幼児期にあらわれる特別敏感な状態のことであります。それは一時的のもので、その生物に一定の能力を獲得させるのに役だつだけです。それが済めば、その敏感な状態は消えます。
それでどの特性も、一つの衝動に基づく限られた短期間に発達します。成長とは受け継いだ生まれついた無計画の発育のことではなく、周期的にあらわれる本能によって細心に指導される内面的な努力の結果であります。
そういう本能が、発育のある段階に、その生き物に精力の消費を強制します。その精力の使い方は、おとなになった人のものとははっきり区別されます。

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この過去問の解説 (3件)

01

最近では著書の一部が抜粋され、この著書を記した人物を答える問題も多く見られるようになりました。
主要人物の著書・功績を確認しておくことは必要ですが現実には著書を読む時間までは無いと思われます。
その場合は消去法での回答になってしまうのですが、焦らずしっかり文章を読みましょう。

今回の設問は「幼児期」の事について書かれているのでフレーベルかモンテッソーリではないか?と回答は絞られると思います。
あとは著書の問題は知っているか知らないか、どちらかになってしまうのですが「敏感期」=モンテッソーリです。
幼児期に敏感期は出現するため、心も体も大きな成長をする0~6歳児に適切な環境を作り心身の安定を図ることが必要であるということです。

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02

正解は4の「モンテッソーリ」です。

この文章は、モンテッソーリの著書「幼児の秘密」からの抜粋です。
モンテッソーリは子どもは成長する過程で、特定の時期に、特別な興味を持って能力を獲得することを重要視しており、その時期を「敏感期」と呼んでいます。

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03

正解は 4「モンテッソーリ」です。

この文章は、モンテッソーリの「幼児の秘密」という著作の一部です。

モンテッソーリの組み立てた幼児教育法は「モンテッソーリ・メソッド」として提唱され、敏感期にしっかりと子どもを観察し教育を行うことを推奨しました。

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